インタビュー日時:2023.04.02.
ここがよかった、売る仲介。
- ① 情報共有の透明性と即時性
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- グループLINEで売主夫婦と売る仲介のスタッフ全員が情報を共有
- 他不動産会社からの問い合わせや広告承諾申請が即時通知される
- 内覧会後の様子を動画とメモで詳細に報告
- ライバル物件の動向も含めた包括的な情報提供
- ② 毎週のライブ配信による安心感
-
- 毎週定期的に売却状況を動画で報告
- 動きがない期間でも継続的な報告があることで安心感
- 他の売主の売却状況も見られることで、自分の状況を相対的に理解できる
- 売主同士が応援し合えるコミュニティ的な雰囲気の形成
- ③ 夫婦間のストレス軽減
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- グループLINEでの情報共有により、夫婦間で売却に関する会話が不要に
- 営業マンと夫のみのやり取りによる夫婦間の情報格差が解消
- 売却期間中の夫婦間のケンカや不安な会話が激減
- 夫婦間で同じ情報を共有できることによる精神的な安心感
くわしい成約データはこちら。
売却のきっかけは戸建てへの住み替え
ーー そもそもお家を売るきっかけは何だったんでしょうか?
住み替えですね。
子供が最初は1人だったんですけど、子供が2人になって、ちょっと手狭になって。
あとたまたま仕事の関係で勤務エリアが変わって、引っ越ししたほうがいいかなとか、って感じですかね。
ーー 住み替え先はいつくらいから探してたんですか?
2021年10月ぐらいですかね。
ーー ということは、1年半くらい前。
そうです。
で、見つかったのがここです。
色々検討して最終的にここになりました。
ーー 住み替えで引っ越そうかなと思ったら、新居を探すと同時にマンションの売却を始めるんでしょうか。
それとも、ある程度新居の目処が立ってからマンションは売ろうかなってなるんですか。
最初はS友不動産販売にお願いして、このあたりのエリアで探してもらってて。
その営業の方に相談していたら「早めに売り始めたほうがいいですよ」っていう話になって。
確か2021年12月くらいの段階でS友不動産販売さんで売却をスタートしました。
ーー 新居を探し始めるとほぼ同時期に「マンションを売却に出しましょう」てなって、一番最初の売出価格は4,980万円でしたっけ。
一番最初は5,380万円だったんですよね。
ーー そもそもS友不動産販売で新居を探してたので、そのままの流れでマンションの査定・売却となったんでしょうか?
そうです。
ーー 一括査定とかはまったく使わず?
その時は使ってないですね。
ーー 売出価格はS友不動産販売が提案してきた価格に近い感じで。
5,380万円で売り出して、引渡し時期は「相談」だったんですか?
そうです。
引渡し時期は「相談」でした。
ーー 5,380万円で売出して、動きはどんな感じだったんですか?
まったく反応なかったです。
ーー まったく反応なかったんですか。
あの時は1件も問い合わせがなかったですね。
ーー 査定をしたS友不動産販売からお客さんの紹介もなく。
そうです。
売り出して、3ヶ月くらい??
媒介契約を更新する前くらいだったと思うんですけど、そこではじめて一括査定をやってみました。
ーー それはS友不動産販売の担当者には言わずに?
言わずに。
一括査定をしたら、大手さんと地元の数社から連絡があって。
やっぱり価格が高いっていうことと、あとはあの摂津市のマンションをS友不動産販売の伊丹の営業所の営業マンにお願いしてたんで。マンションと営業マンの所属している営業所が遠いよなって。
ーー S友不動産販売の伊丹営業所の営業マンが担当だったんですね。
マンションに近い営業センターの営業マンとは連絡取ってくれると言いつつも、いろいろ調べていくと、おそらくS友不動産販売も個人営業の集団ということで営業所間の連携がほぼないんだろうなというのがわかって。
「千里丘とか、マンション近くの不動産会社にお願いしたほうがいいのかもしれない」って考えて、T急Rバブルに切り替えました。
価格もその時に4,980万円に下げて。
ーー ちなみに、5,380万円で出した時は高いとは思わなかったんですか?
高いとは思ってたんですけど、S友不動産販売の営業マンが言うには、「徐々に下げていけばいいです」と。
「徐々に下げていったらいいし、高くても出しておいたら売れる可能性ある」と。
「それで高値で買う人がいればラッキーくらいの感覚でやってみましょう」、みたいな感じでした。
ーー ということは、S友不動産販売的には「高く売り出して徐々に下げていって、引っ越しができるタイミングで相場くらいの価格まで下げたら売れますよ」と。
そんな感じです。
ーー S友不動産販売での売却時に一括査定を利用したのが最初で最後ですか?
そうです。
ーー たくさん電話来ました?
電話来た不動産会社と、メールで査定書が来た不動産会社と、それぞれですね。
ーー 査定依頼を押すと、電話がいっせいに掛かってきて、出たらほとんどの会社が「会いましょう。会いたいです。」となると思っているんですが、どの営業マンに会うか・会わないかはどうやって選ぶんですか?
実はまったく会ってなくて。
結局、会ったのT急Rバブルだけなんです。
ーー そうなんですか?
ほとんど電話で喋って、大体電話で喋ったらこの人いけてるか、いけてないかわかるじゃないですか。
ーー どれくらいの電話出たんですか?何社くらい?
トータル4社か5社だと思います。
喋って、もう会うのは1人だけにしようと思ってたので、喋った感じでT急Rバブルの営業マンにだけ「お願いします」と。
こっちから営業所に行って。
ーー 電話で何を喋って、何を聞くんでしょうか。一括査定のやりとりって。
「今こういう状況なんだけど、どうしたらいいか悩んでると。アドバイスください。」っていう感じでした。
あと、価格の妥当性とかを聞いてました。
ーー で、T急Rバブル千里丘のセンターに行って売却の依頼をされたんですね。
ちなみに、新居探しはどうなったんでしょうか。
新居探しをお願いしていたS友不動産販売とは。
結局、建売じゃなくて注文住宅にしたので、S友不動産販売とはもうそこでご縁がなくなって。
ーー S友不動産販売自体とお付き合いなくなったんですね。
そうですね。
ーー T急Rバブルと現価格の5,380万円は高い、という話になったと思います。
4,980万円はどうやって決まったんですか?
やっぱり5,000万円以上で検索する人はまずいないと。
だから4,000万円台に下げましょうっていうので、「販売売却時期を踏まえても新居の完成まで余裕があるから、4,000万円台一番上の4,980万円でスタートしませんか?」っていう。
他社での査定も大体それくらい、4,600万円~5,280万円とかだったので。
ーー 査定書って「▲▲万円〜●●万円」って出てますもんね。
そうです。
3段階とかで。
今すぐ価格とか、チャレンジ価格とかありますよね。
ーー 5,380万円から4,980万円に価格を下げていらっしゃるじゃないですか。
損してるという気持ちになりましたか。
下げたくないというか。
いや、別になかったです。
基本購入した価格あって、何年も住んでるので、これくらいまでだったら納得できるっていうラインが自分の中にあったんで。
そんな焦る必要がなかったので、ある程度高く出していてもいいかなってその時思ってたんです。
ーー なるほど。
この時はマンションを居住中で売ってたんですよね?
居住中で売ってました。
ーー T急Rバブルに売却を依頼すると、T急Rバブルだけが広告宣伝します。
「広告一切不可」というかたちで売り出したと思うんです。
ご存じだったんですか。もうT急Rバブルしか広告をしないのは。
いや、それは広告が可か不可かはわかんないですけども、「他の不動産会社さんからの問い合せも受けます」っていうでスタートしたんで、実際のところはわかんないですよね。
ーー Rバブル以外でSUUMOに載ったりもしたんですか?
載ってないです。
ーー 価格を下げたら、これは売れるというか、手応えあるんじゃないかと思いますよね。
そうですね。
最初、1週間以内に2組くらい来て、トータル10組くらい見に来たんですけど。
ーー 査定依頼時にアンケートに書いていただいてましたよね、10組くらい来ていたと。
しかもコンスタントに来てたんで、これはいつか売れるんだろうなって。
小さい子供もいる中で居住中の売却は想像以上にしんどすぎた
ーー 居住中での売却なので、内覧は当然立ち会いですよね。
そうです。
ーー ほとんどの内覧が土日だったと思うんですが、大変でしたか?
大変でしたね。
ぜんぜん週末予定を組めないし。
ーー お子さん居たら、家片付けないといけないのが。
しかも明日?みたいな。
朝の5時とかに起きて掃除していました。
あれが一番しんどかった(笑)。
ーー 週末におそらく予定がそもそも入ってて、遊びに行くとかお出かけちょっとするというのも。
入れられなかったですね。
ーー ですよね。売れるかもしれないという期待もあるし。
全部の内覧の依頼に対応したんですよね。
そうですね。
ーー それは夫婦お二人で?
どちらかだけが居るとかじゃなく?
夫婦、いや家族全員で。
子どもも居ました。
ーー 立ち会ったら、この人買いそうやな、って人はいたんですか?
いましたね。
仲介会社を疑いだすきっかけの出来事
ーー ①T急Rバブルが直接買主を連れてくるか、②他の不動産屋が買主を連れてきてT急Rバブルが立ち会うか、①②のどちらかだったと思うんですが。
全員T急Rバブルが直接買主を連れてきていました。
①でした。
そこで僕は疑いだしたんです。
ーー 他の不動産会社は買主を連れて来なかったんですね。
他の不動産会社からの問い合わせを絶対断ってんだろうな、と。
ーー そういうことですね。
立ち会って、T急Rバブルが全部連れてくると思うんですけど、そしたら連絡っていつ来るものなんですか。
連絡がいつ来て、いつ見たいと言われるものなんですか?
2~3日ぐらい前か、案内日の前日とか。
ーー 「明日いいですか?」って連絡が来るんですか。
木・金が多かったですね。
1週間前とかに連絡が来るっていうのはなかったですね。
ーー ちなみに断ったことはあるんですか?
ないです。
全部受けました。
ーー 来て、5分で帰ったって人もいましたか。
います。
反対に一番最初から最後までずっと測っていた人もいました。
ーー その人買いそうですよね。
って思ったんですけど、結果的に変な人だったという。
ーー でも居住中でそれをされると、えっ!?てなりますね。
「なんか建具の色は僕の趣味に合わないから変える」とか目の前でそこまで言って。
で、そこまで言って買わないのかい!っていう(笑)。
しかも営業マン曰く、「連絡が取れなくなってしまった」っていう終わり方だったんで。
ーー ちなみに立ち会って、T急Rバブル来ました、案内終わりました、またご連絡します、って言って帰ると思うんですけど、それはその後案内についての報告があるんですか?
あります。
その報告も電話でくわしい報告が毎回ならいいですけど、電話はなくて毎週月曜日の報告書に「残念ながら成約に至りませんでした。がんばります」だけの場合もあって。
電話くれよ、と。
っていう時もあれば、あやしい時もあって、直前の案内について一切触れない報告書の時もあって。
ーー あの買主どうなってんねん、という。
だから、もしかして社内的にはなかったことになってんのかな?って。
僕らを納得させるために、誰か知り合いでも連れてきたのかな?みたいな。
そのあたりに不信感というか。
ーー ちなみに新居はどのタイミングで見つかったんですか。
T急Rバブルでの売却中に見つかったんですか。
そうですね。
この家を決めたのが2022年1月。
ーー 2022年2月ぐらいにRバブルで売り始めたんですよね。
そうですね。
ーー ということは、新居が見つかってからRバブルさんに売却を依頼した。
そうです。
ーー 新居の打ち合わせもたくさんあったと思うんです。
新居の打ち合わせして、マンションの内覧の対応をして。
売却中のマンションを「明日見たい」って言われたら対応するし、もともと新居の打ち合わせが入っていることもあるし。
内覧の立ち会いをして、30分後に積水ハウスの人が来てみたいな(笑)。
向こうもうまくずらしてくれたり、逆に合わせてくれたりとかで、そのあたりはなんとかできたのかなと思いますけど。
今思えば本当に大変だったなとは思います(笑)。
ーー ちなみに、この時点で当社・売る仲介は登場してます?
まだしてないですね。
そしてYouTubeで「マンション 売却」と検索する
ーー T急Rバブルで売却し始めて、内覧には来るけど売れない。
なんかあやしいなと。
T急Rバブルの直接の購入検討者しか連れて来ないし、報告もあったりなかったり。
あやしんだら、どんな行動するんですか?
YouTubeで「マンション 売却」って検索しました。
そしたらお二人の顔が出てきて、見たらまさかのただ雑談してるだけだったんですけど(笑)
ただですね、動画見た瞬間に「この人たち絶対嘘つかないだろうな」って思ったんですよね。
ーー ちょっと話戻るんですけど、YouTubeで検索する前にそもそも検索ってしてたんですか。
例えば、T急Rバブルについて調べるとか。
そういうのは全部検索してました。
囲い込みとか、いわゆるそういうのも。
前から知識としてはあったんですけど、どんなことなんだろうって。
ーー 当社のYouTubeを見るじゃないですか、最初からこのチャンネルは不動産会社が運営しているってわかるもんなんですか。
最初はわかんなかったかもしれない。
それで概要欄からホームページにいって、最初に目にとまったのが、鈴木さんの経歴で。
司法試験に8回チャレンジした。
ーー 司法試験、受けてました(笑)。
なんて素敵な方なんだろうと思って、いろいろ見てたんですかね。
ーー その時はまだT急Rバブルで販売中ですか?
販売中です。
ーー 当社の動画で覚えていらっしゃる動画はありますか?
同じような境遇の、「何ヶ月間か売ってるんですけど売れません」みたいな質問が多いじゃないですか。
あとは「囲い込みされてるんじゃないかと思って不安になっています」、みたいな。
全部見てると思うんですけど、これまさにうちと同じ状況だというのを確信に変わっていって疑いが。
そういうことなんだきっと。
ってなっていって、LINEを登録しました。
ーー ちなみにこのYouTubeを見つけた段階。S友不動産販売からのT急Rバブルからの当社じゃないですか。
大手、大手、からのYouTubeで見つけた不動産会社、ってすごい壁があると思うんですけど、奥様はご主人さんが調べているのは知っていたんですか。
はい。ほぼお任せだったので、逐一報告を受けてました。
おもしろいことをやってる会社があるよ。って。
ーー ご主人さんがRバブルに抱いていた疑念みたいのは、奥様も抱いてたんですか?
はい、思ってました。
私はそれよりも内覧がとにかくきつくて。
やっぱり空家での売却をどの動画でも室田さんがおすすめしてたので、そんな選択肢もあるんだなって。
なぜか空家で売却っていう選択をしなかったんですよね、最初。
ーー そうですよね。
S友不動産販売にしてもRバブルにしても、その他不動産会社もそうなんですけど、とにかく媒介契約が欲しいんで、「空家にしてから売却しましょう」という提案はしてこないんですよね。
ほとんどの場合は「ひとまず居住中で売り出してみましょう」って言うんじゃないかと思います。
「1回売るのをやめましょう」って提案してきた不動産会社なんて当然一つもないし、「売り出してる期間が長いほうが当然目に留まります」ってほぼ全員が言っていました。
でもそう言われたら確かにそうだな、とも思うし。
ーー 「ゆっくり下げましょう」って言われたら、そりゃそうかと思いますよね。
思いました。
お願いしようと思って売る仲介に問い合わせる
ーー 当社を見つけていただいて、LINEに友だち追加をして話しかけていただいと思います。
動画見てから友だち追加、問い合わせまでってすぐだったんですか。
それとも結構動画を見てからだったんですか。
結構見てからですね。
多分、動画をほぼすべて見てから話しかけたような気がしますね。
ーー お問い合わせいただいた時は、おそらくほぼ当社のこととか調べてたっていう。
そうですね。
もうお願いしようと思ってLINEで話しかけました。
確か、友だち追加したら、2つ選べましたよね。
ーー はい、売却の依頼か査定の依頼。
もうお願いするつもりで話しかけた記憶があります。
ーー それが確か2022年の6月くらいだったんですよね。
その時は「まだRバブルで売却中で、悩んでます。」みたいな内容でいただいてました。
LINEでお問い合わせいただいて、動画でお答えをしたと思うんですね。
動画を見た感想とかって覚えてます?
「お二人が邪念と葛藤してる」っていうのがとにかく可笑しくて(笑)。
その時はもう4,780万円に下げたあとだったので。
ーー 4,980万円から4,780万円に下げてからお問合せいただいたんですよね。
はい、値下げして4,780万円で売ってる状態で問い合わせました。
そしたらお二人が「これはもうほぼほぼ売れると思う。でも売れないでほしい。」と(笑)
ーー 言いましたね。
思い出しました(笑)。
こんな正直な不動産営業マンがいるんだな、という(笑)。
ーー 邪念がすごかったんですよ。
あれが一番の決め手になりました(笑)。
もうお願いするしかないんだ、っていう(笑)。
この人たちは絶対嘘つかないだろうなって。
ーー 「今の価格で売れるな」と思ったんですよ、直感的に。
当社に依頼予定とお伝えいただいた10月までに売れるんじゃないかと(笑)。
だからといって、「今Rバブルさんで売ってるのをやめてすぐに当社に変更してください」ともちょっと言えないし、売主さんのことを思ったら売れてほしいですけど、、、って言うのが溢れ出てしまったんでしょうね(笑)。
出てましたね。
あれが一番よかったです。
しかもあんな真面目に、2人座って「邪念と葛藤している」って言うとか(笑)。
ーー 一旦売り止めて、空家にしてから売却するというのは、あの査定動画を見てから決断されたんですか。
いや、もうLINEの登録した時点で空家にしてから売ろうと決めていて、査定動画を見てやっぱり空家にして売却しよう、って。
売る仲介さんにお願いしようって決めてLINEの友だち登録をしたんで。
査定動画を見て、売れそうな価格だとわかったので、安心材料というか。
一度売るの止めて平穏な日々が再び
ーー で、一度売るのをやめて。
新居の完成までの4ヶ月は平穏な毎日に戻ったんでか。
平穏な毎日でした。
ちょうど新居の打ち合わも終わりかけてたから。
ーー そのタイミングで、今後の打ち合わせで室田が伺ったと思います。
初めて室田に会った時のことは覚えてますか。
覚えてます。
本物が来たなっていう(笑)。
意外と優しかったです。
丁寧で怖くなかった(笑)。
ーー 怖いと思ってたんですか(笑)。
怖いっていうか、ぶっきらぼうな感じかなって。
だけどこっちが恐縮するぐらい丁寧で。
そのギャップにちょっとやられましたね(笑)。
ーー 話した内容は覚えていますか。
査定動画でお伝えしていたような、『一度売りやめて、、今後どうするか』な感じだったんですか。
話の内容は全然覚えてないです(笑)。
ーー 同じようなことを多分話したんだと思うんです。
「一度売り止めて、新居完成後にお引越しされてから、空家にして売りましょう」っていう。
その場はそこで終わって、当社はご連絡来るのを待つ。
お引越までは一旦売るのをやめたじゃないですか。
一旦売却を辞めることについては不安はなかったですか。
全然なかったですね。
仕切り直して売却するのが楽しみでした。
どんな感じで報告が来るのか、とか。
ーー それで一回売り止めて、新居に引っ越し後空家になってからまたご連絡いただいて。
そこからは前回・前々回にS友とRバブル時での売却と同じくレインズに登録という流れでしたが、レインズ登録前の準備段階から毎週ライブ配信で「今こういう状況です」というのをお伝えしていたのですが、いかがでしたか?
ライブ配信は僕ずっと見てました。
ーー 売りやめ中も?
1734号室という名前で売りやめ中もちょいちょいライブ配信にコメントを入れていたのは、僕のことを忘れないでね、という(笑)。
ーー 僕らも同じでした(笑)。
連絡来ないこともありえるな、と。
いつか売却されるとは思っているんですけど、ちょいちょいアピールしないと駄目だと思いまして(笑)。
ライブ配信をしてるのは奥様はご存知だったんですか?
はい。
主人からおもしろい動画を教えてもらって見たりしていました。
YouTubeをやっている不動産会社について
ーー ライブ配信している不動産会社とか、「この会社、大丈夫?」とはならなかったんですか。
全然ならないです。
むしろ信用できるというか、安心感が。
ーー YouTubeしてる会社大丈夫?って思う売主さんもいてるんかな、って思ったりするんですよ。
なんか台本読んでる感じの、いわゆる教える系のYouTubeをやってる不動産会社は信用できなかったんですけどね。
誰でもできるじゃないですか、台本作って読めば。
アピールしてるんだろうな、みたいな感じで、なんにも響かなかったですね。
いろいろ見たんですけどね。
なんかヤラセっぽいく見えちゃうんですよね。
ある程度台本があるんだろうな、と。
だからその台本を辿ってやろうっていう空気が伝わってきすぎちゃって。
ゴールが決まってると思うんです。
落としどころというか。
ーー こういう結末を言おうと思ってる、逆算で喋ってる感じですかね。
それがおもしろくなくて。
鈴木さんと室田さん、お二人の場合は本当そのまま、ただ喋ってるだけ(笑)。
でもそれって多分、本音で喋ってるじゃないですか。
見ているこちらからすると、ぜんぜん違いました。
ーー お引越後、売却のご依頼を連絡いただいて室田の再訪問後、グループLINEが作成されたと思います。
あれもいい仕組みですよね。
何がいいって、売る仲介さん全員がうちのマンションの売却状況を共有してくださってるじゃないですか。
社長の鈴木さん含め、4名全員。
それも安心感。
僕と担当営業マンの1対1だったらどうしても抜け漏れとかありますよね。
ーー さっきの話ですよね、言ってたはずの報告が来ていないとか。
売る仲介さん全員で情報共有されてるから、報告も絶対嘘じゃないというか。
やりとりのLINEも過去を遡って見れるので、読み返したら流れがわかる。
他不動産業者からの資料請求・広告承諾申請もグループLINEに即時通知で。
全部即時じゃないですか。
ものすごく透明性がある。
おそらく僕らに提供しててれている情報は100%なんだろうなっていう安心感がありました。
ーー 当社で隠しているという情報はないです。
って言うのがわかるので。
ーー Rバブルでの売却時、報告は週に1回でしたか?
そうですね。
営業マン個人とLINEと電話をまぁまぁやりとりしていました。
こないだのお客さんどうだった、とか他のマンションの動きどうだとかそんなことを。
リアルタイムですべてを報告する売る仲介
ーー 売る仲介では、週に1度の報告時に同じマンション全体での他売出中物件の売却情報もリアルタイムで報告していました。
同じマンションのライバル物件の販売状況の報告、「●棟のxxxx号室が200万円値下げした」とか、「今週はマンション全体が売れてない」とか。
大いにありました。
あの情報ないと自分の部屋が売れてないのか、市場が動いてないのか(マンション全体が動いていないのか)がわからないので、不安になりますよね。
自分でSUUMOずっと見張っていればいいんですけど、なかなかそこまでできなくて。
ーー RバブルとかS友はああいう報告はあったんですか?
ないです。
ーー 同マンションで売却中のライバル物件の売却状況を報告することになった経緯は、僕だったら全部教えてほしいなと思ったんですよ。
お住まいだったあのマンションだと他にもたくさん棟があるんで、ライバル物件が常時何件か売り出されていて。
他の物件は売れているのかどうか気になるじゃないですか。
気づいたら他の物件が値下げしていて、自分の家が一番高かったってこともあるかもしれませんし。
僕が売主だったらリアルタイムで状況を教えてほしい、をカタチにしたらあんな風になりました。
ーー 準備が完了したら物件情報をレインズに掲載して他不動産会社からの問い合わせを待ちます。
当社は他の不動産会社に物件情報の広告掲載をすべてOKしてるので、広告承諾申請手続きがあればグループLINEにリアルタイムで通知が飛んで来ます。
ご存知だったと思うんですけど、通知が来た時はどんな気持ちでしたか。
それまでの売却時は知ることができなかった情報が通知された時のお気持ちが知りたいです。
本当に通知が来るんだなって。
それで来るたびに、こんなにたくさんの不動産会社が自分のマンションに興味があったんだな、って感じですかね。
ーー 広告承諾申請をしてきた会社名も通知されますもんね。
おもしろいですよね、なんか宝くじみたいな。
ーー 自分で仕組みを作っておいて思うんですけど、なかなかないと思うんですよね。
他の会社が自分の家に興味持ってるかどうかが可視化されるって。
すごい仕組みだなと思いました。
ーー SUUMOに他の不動産会社が広告した物件情報ページは見に行きました?
いきました。
買い手感覚で見たほうがいいかなと思って、SUUMOで自分で検索して見にいきました。
ーー ご自身の物件がSUUMOでずらっと並んだと思うんですけど、嫌ではなかったんですか?
つまり、おそらくRバブルさんとかS友不動産さんのトークでいうと、「SUUMOにいろんな会社が
たくさん広告したら売れ残りと思われて売れません」ていう、あれです。
「SUUMOにたくさん並んだら、売れ残り感が出るのでうちだけ広告やります」と言われてきたこれまでのと真逆じゃないですか、今回。
ぜんぜん気にならなかったですね。
YouTube全部見てたんで、売る仲介さんに洗脳されてたんだと思います(笑)。
ーー 素敵です(笑)。
SUUMOにずらっと並ぶのは気にしなくていいんだな、って洗脳されてたんですね(笑)。
内覧会後のメモは生々しかった
ーー 当社の販売後、すぐに1組内覧会への参加申し込みがあって、内覧会後に内覧会の動画と内覧会のメモの報告があったと思うんです。
いやもう、おもしかったです。
生々しくて、それが逆にわかりやすくて。
もっとたくさん見たかったんですけども、残念ながら内覧2組目で売れてしまったんで。
ーー これまでは居住中で売却されていたので、毎回内覧に立ち会われていたんですよね。
立ち会って実際に目の前で内覧しているお客さんを見るのと、動画で内覧の様子を見るのは違いましたか。
何もしなくていいのに内覧の状況が見えるっていうのは、こんなに楽なんだなっていう感じです。
立ち会ったスタッフさんがあそこまで本音のコメントでメモをくれるんで、別に自分がその場にいなくても十分でした。
ーー 居住中で内覧すると、同じ空間に売主さんと不動産営業マンがいる。
売主さんがその場にいたら聞けない質問もあるんですよね。
例えば、「いくらで買ったんですか」とか。
ネガティブなことも言いづらいはずなんです。
「ちょっと暗いね」とか売主さんを目の前にするとやっぱり言えないじゃないですか。
そうなると、立ち会った売主さんは全員買いそうな人に見えるんですよ。
目の前で見ている購入検討者が全員いいコトしか言わないんで。
実際は空気的に言えないだけなんですけど。
でも購入検討者さんはいろんなコトを思っているし、言いたいんですよ。
「ちょっと無理やな」とか、めっちゃ言うんですよ。
ただ、めっちゃネガティブなことを言って、でも申し込んでくる人もいて。
「狭いけど仕方ないか」みたいな。
こんなの聞いたら、売主さんは「狭い言うてたやん」ってなって、さらに価格交渉なんかされたりしたら気分害してるから申し込み自体を断ったりされるんですよ。
ネガティブなことを言ってたのを知ってしまってるんで。
不動産仲介会社的に取引上よろしくないので(笑)、報告での動画では音声を消して早回しにしています。
なので、どういう購入検討者か、どういう客付不動産営業マンか、見た目・外見を確認いただくのが動画の役割で、立ち会ったスタッフの所感をできるだけ感じたままメモにして、頭の中で重ねて合わせてもらうという。
あの映像だけでも伝わってきました。
たった2組の比較ですけど、最初の方はあんまり興味なさそうだなって。
あの動画とメモで結構伝わってきましたし、結局購入していただいた方はやっぱり真剣で。
僕らが最初あのマンションを買った時と同じような動きをしてたので、気に入ったんだろうなっていうのが動画でもよくわかったんで。
ーー 当社で売り出してから、すぐ1組来て、そこからほぼ動きがなくなったと思うんです。
他不動産会社から広告の承諾申請自体もなくなって、グループLINE自体の動きがなくなって。
ライブ配信での報告がずっと続くだけになったと思うんですけど、その間もライブ配信見られてたんですか?
見てました。
動画の報告でより愛着が湧いた
ーー 毎週の報告で他の棟、全部の棟の売却状況をおさらいして、新規で売却のお部屋が出てきたら「新規のライバル物件が出ました」ってお伝えしていました。
報告が動画というのは意味ありましたでしょうか。
十分ありました。
それまでもライブ配信をずっと見ていて。他の方への販売状況の報告をライブ配信で一方的に見ているだけだったのが、報告の対象が自分になってすごくわかりやすいっていうか、売る仲介というサービスに断然愛着が湧いて。
お二人、同じことしか言ってなかったと思うんですけど(笑)。
ーー 「耐えてください」しか言ってなかったと思います。
「価格は外してないと思うんで、値下げせずに耐えてほしいです」という。
間(ま)とか、言葉をめっちゃ探してるなとか、室田さんも気を遣ってくれているんだなとか。
「なんでなんですかね?」みたいな。
その一言だけで、待てばなんとかなるかなっていう安心感に繋がってました。
ーー 僕の実家マンションも室田が前に住んでたマンションも、3ヶ月で売れてないんですよね。
「どこかで売れるだろう」って経験からわかっているんですけど、この感覚を伝えるのはめちゃくちゃ難しくて。
経験上は98%くらい売れてるんですけど、2%は売れない場合があるんです。
その2%の可能性もなくはない、って頭に一瞬よぎるんで、言い切れない自分たちもいて。
それがあの会話に現れるんです。
そうですよね。
ーー ライブ配信を見ていただいたら、他のマンションの報告も見れると思うんです。
他の方への報告も見ていらっしゃったんですか?
見てました。
めっちゃ気になりますよ。
ーー 他のマンション売れたかどうかって。
あそこ売れたとか、あそこまだ売ってるってやっぱり気になるもんなんですか。
気になりますよね。
早い人は1回で終わる人もいると思うんですけど、立地とか手頃な価格帯とか、だからなんだろうなと思うと、じゃあ自分のマンションはやっぱり競合も多いし、金額もそこそこ張るし、ちょっと時間かかるんだろうなっていう自分を納得させる材料でした。
比較して自分を納得させる材料としてはすごくよかったですし、だんだん見てるとこれ絶対売れるなとかってゲーム感覚で見たりとか、そういう楽しみもありました。
ーー ちなみに、ライブ配信の時間帯はお仕事ではなかったんですか。
僕、営業なんで比較的自由なんですよね(笑)。
その時間帯がちょうど空き時間なんですよ。
だから平日の15時くらいってちょうどいい時間で。
ーー 今ふと思い出しました。
この前インタビューした売主さんが、ブリリア住之江公園っていうマンションの売主さんだったんですけど、インタビューしたタイミングぐらいに同じぐらいの時期に売ってたのが本物件で「あのマンション売れたんですか?」って気にしてて。
「ちょうど申し込みが入ってもうすぐ契約です」って伝えたら「おめでとうございます。ずっと応援してたんです」って言っていました。
確かにちょうど一緒くらいの時期に売却していましたもんね。
でもね、なんかそういう感覚になるんですよ。
室田さんも言ってたけど、売る仲介さんで売却をしている売主はみんな同級生みたいな。
売れたら卒業、他の売主さんも売れてほしい
ーー 売れたら卒業していくみたいな(笑)。
卒業していくみたいな感じで、残ってる人にがんばってほしくて。
ーー ブリリア住之江公園は内覧会1回売れたんですけど、自分のマンションの価格は安いほうだと思っていらっしゃって。
当社に売却の依頼をしていいものかどうかをずっと悩んでて、断られたらどうしようと思ってたけど、悩みながらずっとうちのことを調べて見ててらしいんです。
その時に売却してて、ずっと動きがなかったのが本物件らしくて「めっちゃくちゃ応援してた」って言ってました。
その気持ちよくわかりますよね。
すごいなと思って。
顔も知らない売主同士が応援しあうこの仕組み、本当すごいと思うんですよ。
ーー 当社は仲介業者なんで依頼があったお家が売れたら売主さんとの関係は基本的に終わりなんですよね。
仲介手数料をいただいて、ありがとうございました、で終わるんです。
売主さんからしたら1対1じゃないですか。
でも当社からしたらかいる売主のうちの1人で。
売主さん同士が応援しあうっていう関係になれへんかな?と思って。
そういう意図であのライブ配信やってるんですか?
ーー そうです。
えーっ、すごい。
ーー あとは、「いまは動きがなくても少ししたら動くと思うねんけどな」いうこの僕らの気持ちも、なんとか共有したくて。
でもそうですよね。
他の売主、他の部屋がどう売ってるかはわからないので不安にもなります。
ーー そうです。不動産会社は他の事例を共有しないんです。
「このマンションほしい人がいます」とか、「○○マンション4,780万円で売れました」は公開するんですけど、どんな経緯で売れたかは公開しないんですよね。
僕が売主やったらそれを知りたくて。
半年かかって値下げもして4,780万円なのか、4,780万円で売出して3日で売れたのかはえらい違いじゃないですか。
半年かかって価格も変更しているなら、半年最初から腹くくって待ちたい、って思うので。
一般的にはこの経緯がわからなくて、そこがわかれば我慢できる売主さんもいるんじゃないかと。
つまり、必要ない価格変更をしなくてもいいんじゃないかと。
でも不安で我慢できないから不動産営業マンに言われるまま300万円下げる人もいて。
300万円って大きいじゃないですか。
大きいですよ。
ーー 営業マンが「下げましょう」と言ってきて、なんかよくわらないけど不安だから下げますっていうのは僕が売主だったら嫌だなと思って。
『納得して価格を下げるにはどうしたらいいかな』と思ったのがきっかけです。
だから毎週のYouTubeライブ配信で売却の進捗を報告するのも最初悩んだんですけど、でもみんな他の人の事情を知りたい気持ちもあるやろうなって。
他の売主のマンションが「なんであそこ1回で売れたんやろう?」ってご自身で推測するかもしれないんで。
そうなんです。
自分の中で納得できるんでおもしろい。
ーー っていうのがわかったらいいなと思ってやり始めました。
動きがない間も「ちょっと腹据えて待ってます」っていただいていたので、僕と室田は『よかった』って言いながら4ヶ月が経って、年が明けて、2組目が見に来たと思うんですね。
通知が来た時は、どんな感じでしたか?
流れが、波が来たんじゃなかな?みたいな。
ーー 内覧は僕が立ち会いました。
始まってすぐに『この人、買うだろうな』と思ったんですよ。
喋らないんでずっと待ってるんですけど、すぐに採寸が始まったのでもうずっと待ってて。
内覧に来る人は2パターンあります。
探し始めでとりあえず見に来た人と、買いに来た人の2パターンです。
今回の人は買いに来た人だったんです。
当日の内覧の動画と僕の報告を見たら、「この人買うんじゃないか」と感じたんじゃないかと思うんですけど。
ちなみに、「買うんじゃないか」を感じたら買主と営業マンをあおります。
あ、、静かにですよ、あおるのは(笑)
「今日何組来るんですか?」って聞かれたら、『3組です』って。
嘘も方便って。
ーー そうです。
静かに言うんですよね(笑)。
室田も同じことをしているんですけど、物件近くの不動産営業マンの名刺をあらかじめ持って行ってて、内覧が始める前に先に名刺を数枚並べとくんですよ。
並べて、「今日何組ですか」って言われたら、『御社で4組目です』とか。
「そんな来るんですか?」『来ます』って。
買いに来ていた場合は、このやりとりで空気が変わるんです。
「この物件人気なんや」って。
一緒に家を探しいてる担当営業マンがこれを言ったら、「ほんまかな、営業トークかな」と思うかもですが、全然関係ない僕が言ってくるんで、「この人が言うんだったら本当かもしれない」と思うんですよ。
確かにそうですよね。
ーー ちなみに今回の買主側の営業マンも別の棟の売却1部屋担当してて、ほんまはそっちを売りたいんですよ。
担当物件が売れますし、両手になりますし。
それがどうなんかな?って妻と二人で喋ってて。
ーー こちらのほうが広いけど、価格はほぼ同じ。
だから平米単価は向こうのほうが高い。
おそらく先に自分の担当物件を内覧してからこっちに来たんですよね。
現地でそういう話をしてました。
「こっちは前に棟があるから、暗いかと思ったらめっちゃ景色抜けてるやん」みたいな話をしてて、どっか見てきたんやろうなって思って。
客付営業マン的には自分の担当物件を売ると両手なんですけど、あんまり押しすぎてお客さんに嫌われてしまうとあれなので、片手でもお客さんが気に入ったほうを推す案内をするというのがよくあります。
そっちのお部屋も見たくて問い合わせしたんですよね?H谷工さんに。
ーー そうだと思います。
だってSUUMOにH谷工さん載ってなかったから。
ーー 大規模マンションで同時に何部屋か売却に出ている場合は、「自分の気になる物件と近しい条件の部屋は同じ日に見てみたい」となる場合が多いので、本物件も見に来たんだと思うんですね。
何の気なしに見てみたら、思いのほか別の部屋がよかったって言うのはよくある話です。
お客さんの意向には営業マンはさすがに争わないんで、『こっちを買いましょう』という。
みたいなのありまして、その流れで「今日このあと親を連れて2回目の内覧にくるほかの不動産会社さんがいます」ってそれとなく言いました。
そうすると「えっ!」てなって、、、で、満額で申し込みに(笑)。
自分だけが購入を検討していると思われれたら、価格交渉が当然入るので。
そうですね。
効いたんですね、内覧会っていうやり方が。
ーー 客付営業マンのH谷工さんには、内覧前にお伝えしています。
「当日は内覧会でほかにも内覧者がいます」「当社は申し込みに際してルールがあります」と。
だから、「今日ほかにも具体的に検討している方が内覧にきます」って伝えても響くんだと思います。
まぁウソなんですけど(笑)。
絶対見てると思うけどな、YouTubeで。
ーー 見てるかもですね(笑)。
やられた。って。
ーー でも営業マンからしても、楽だと思うんですよ。
「売主側の営業マンが言ってるから仕方ないですね」って。
逆に購入の後押しになったかもですね。
ーー そして当社はいかにスムーズに満額で買ってもらうかという。
実現するために案内時からいろいろとやってるわけです(笑)
そうなんですね(笑)。
ありがとうございます。
申し込みは突然に
ーー 室田から申し込みがあったことがグループLINEで連絡が来たと思うんです。
その時のこと覚えていらっしゃいますか。
僕はお風呂に入ってて、妻から聞きました。
ーー 奥さんもグループで見てるから。
『申し込み来たよ!!!!』って。
ーー お風呂に言いにいったんですか?
そう。
ーー と言うことは、先に奥様が見られたんですね。
そうです。
携帯あまり見ないんですがたまたま見て、そうしたら、『えっ、どう言うこと?』って。
ーー 室田から「申し込みいただきました、打ち合わせをしたいのでお電話いいですか?」という。
そうです。
その連絡をいただいて。
ーー 特に条件も問題ないので、手続きを進めていただいてという流れになって。
「でもまだ100%じゃないんで浮かれないでください」って怒られました(笑)。
相変わらず冷静だなと思って。
ーー たまにあるんです、居住中で売却している場合に契約まだなのに退去の連絡をしてしまうとか。
契約が飛んじゃうことも20件に1件ぐらいあるんですよね。
退去の連絡をしてしまっていたら、賃貸出ないとダメじゃないですか。
確定するのが売買契約後なので室田はそんな風に言ったんでしょうね。
売買契約は申し込みから1週間後ぐらいでしたっけ?
はい、1週間後でした。
ーー 長かったですか。申込書を受け取ってから契約まで。
もともと決まっていた沖縄旅行に行く直前に申し込みもらったんで、浮かれて1週間を過ごしました(笑)。
申し込みいただいたので、スッキリした気持ちで旅立ちました(笑)。
ーー いいですね。
みなさん、「気が気じゃなった、多分人生で一番長い1週間でした」って仰るんですよ(笑)。
売れてない時期より長く感じたっていう人もいます。
全く不安要素なかったけど、沖縄旅行が楽しくてあっという間の1週間でした(笑)。
動画での報告が終わるとさびしい
ーー (笑)
売買契約が終わると毎週の報告っていうのが終わるじゃないですか。
動画での報告が終わるとってさびしいもんなんですか。
さびしいですよ。
もう1回家売りたいです(笑)
ーー (笑)
本物件が売れたと話していたYouTubeライブ配信を見たブリリア住之江公園の売主さんは、「あのお家売れたんですね、おめでとうございます」って言ってました。
すごいな。
売る仲介の弱点を考えてみた
ーー 振り返っていただいて、「ここちょっとなあ。。」っていう箇所ありましたか。
売る仲介の仕組みで。
その質問聞かれるかなと思って考えたんですけど、ないんですよね。
結構真面目に考えたんですよ、聞かれると思ってたんで。
質問者の鈴木さんはそういう情報が一番ほしいのはわかってるんですけど(笑)。
ーー ないんですか(笑)。
もうちょっと広まってもいいのにな、と思ってしまいます。
YouTubeをきっかけに知った不動産会社を信じられる人はいいかもしれないですけど、YouTubeでは信じられない層ってまだまだいると思うので、そういう人たちには響かないのかもですね。
このYouTubeきっかけでは不動産会社を信じられない人たちに、どうこの売る仲介さんの良さを伝えていくのかというと、難しいのかなって気もしますよね。
僕の場合で言うと、2つめにお願いしたRバブルの営業さんは悪い人じゃなかったんですけど、「なんかちょっと怪しいな」って思ってYouTubeで調べなかったら、売る仲介さんに出会ってなかったと思います。
出会ってしまったら、もう他の不動産会社に頼む気がなくなったんですけど(笑)。
同じ160万円くらいの仲介手数料を払うんだったら、この売る仲介さんに払いたいなって。
どうせ売却するなら多分売れるっていう結末って一緒。
買う人がどこに頼むかもあるかもしれないですけど、その間を楽しめた方が絶対いいなって。
自分の家を売るにあたって、知れる情報は知っておきたいし、売れるまでの時間を大切にできる不動産会社って、おそらくこの売る仲介さんしかない。
仲介手数料については、あんまり僕は気にならなくて、ちゃんとしてくれるなら払うで、みたいな感じです。
ーー 奥様は今回Rバブルがあってその前のS友不動産販売があって、その売却の時はほぼご主人さんが対応されてたんですか。
電話とか全部。
はい。
ーー 当社の場合は、奥様もグループLINEに一緒に入って、リアルタイムでご主人さんと同じ情報を共有していたと思うんです。
それまでの2社と感覚はちがいました?
全然ちがいます。
主人と一緒に自分のマンションの情報を追えてるというか。
RバブルもS友不動産販売も週1でメールで報告とかもらってましたけど、なんかよくわからないような報告ばっかりで、ちゃんとうちのことをやってくれてるのか不安とかも結構あって。
売る仲介さんはちゃんと言葉にしてライブ配信で言ってもらってるので、ちゃんと気にしてもらってるんだなっていう安心感がすごくて(笑)。
ーー そうなんですよね。
僕が売主やったら、自分のマンションのことめっちゃ考えてほしいと思ったんです。
その対価が仲介手数料だと思うんで。
売るにあたって、何をやってどんなことを考えてるかを伝えてもらったらが嬉しいなと思ってしまったんですよ。
それをカタチにしたら、グループLINEへの自動通知だったり、報告を動画で撮ってるのもありますし、売主専用ページでの報告なんです。
納得して売った = 高く売った、だと思っているんです、僕は。
その納得をどう現すかをやると、ああなったんですね。
だからもし、ご自身のマンションの売却の履歴を調べようと思ったら、あの売主専用ページに入ってもらったらずっと見れます。
普通はあんな履歴を共有しないです。
売れました、で終わるんで。
ずっと見られるんですか?あのページ。
ーー 見れます、うちの会社が潰れない限り見れます(笑)。
ホームページにも個人情報を消して載ってる。
人に紹介する時にいいですよね。
1人いるんですよ、同じ会社の人間で。
口で説明するのが難しくて。
YouTubeを全部見ろって言うのもあれだし、あのページだけ見てもらったら。
ーー そうですよね。
今回のように6ヶ月売却して内覧2組とかでも値下げもせずに価格交渉もなく売れることもあるわけで。
途中4ヶ月間何も起こらなかった、みたいな事実もあの売主専用ページを見てもらったら伝わるかもしれません。
そういえば、あの動きがなかった4ヶ月の間、夫婦でほぼマンションの話してないんですよ。
一切あの4ヶ月間、マンションについてひと言も喋ってない。
ってことは、やっぱりグループLINEでの報告で全部お互いわかってるから、必要のない話をしなくてよかったんですよね。
ーー ほとんどの場合、マンションの名義はご主人さんなんで、営業マンはご主人さんとやり取りをします。
で、ご主人さん経由で奥さんに伝わる。
ただ、営業マンとご主人さん間が連絡ちゃんと取れてないということはよくありますし、そうなるとご主人さんから奥さんへはもちろんきちんと伝わりません。
あのグループLINEでの共有はすごいよね。
ほんと助かりました。
ーー 売却中はご夫婦でケンカが普段より増えていると思ってまして。
特に営業マンがご主人さんだけと連絡を取っている場合。
奥さんも絶対に状況を知りたいじゃないですか、居住中で売却していたらなおさら。
「今週の土曜日予定入れていいの?」「掃除はいつしたらいいの?」とか。
でもご主人さんのお仕事が忙しかったり、営業マンからの連絡をそもそもご主人さんが確認できていなかったら、奥さんにご主人さんが伝えられない。
『わからない』とだけ答えられたりしたら険悪な雰囲気になると思うんです。
そこで当社は「マンション売却についての夫婦間の情報共有、売る仲介が請け負います」っていう。
家族全員の協力がないと高く売れないと思ってるんで。
それが一番よかったかな。
売る仲介さんで売却している6ヶ月間、妻と本当に一言もマンションについて喋ってないです。
なんか売る仲介さんに丸投げみたいな。
安心感からくる丸投げというか。
だって見てればいいし、グループLINEに来た報告を。
ライブ配信でも売却の進捗の報告を見ているし、「なにも動きないんだな」って。
動きがないことをどうすることもできないし。
でもそれでもこれまでは漠然と不安だから、営業マンにこっちから電話して。
ーー 「最近動きどう?」ってことですよね。
売る仲介さんはそういう手間が一切なかった。
ーー 奥さんも、ライブ配信を切り抜いたあの報告は見てたんですか。
はい。
ーー そうですよね。
見ますよね。
気になりますもんね。
僕は最後なんかあった時に、売る仲介さんが僕らに協力してくれるだろうな、という淡い期待を持ってて。
だからライブ配信を盛り上げよう。って(笑)。
ーー ありがとうございます(笑)。
めっちゃくちゃありがたかったです。
実は僕も仕事でライブ配信・講演会とかをやってるんですよ。
だから尚更わかるんです、作ってる側の気持ちが。
コメントとか入ってきたり、双方向になるとすごいいい雰囲気になるんですよね。
だから僕はできることは協力したいなと思っていて、できる時はライブ配信でもコメントをして。
そうやってたら、ありがたいな、て思ってもらえるのかなっていう。
ーー 満額で売れる人たちは日々の徳を積んでるんだろうなって思うときがあります(笑)。
それ僕も思っていて。
なにも動きがなかった4ヶ月間、日常でできるだけちゃんとしようって。
それしかできないなと。
最終ドクターイエロー見て。
2組目の案内が来た時、あのひさしぶりの内覧希望の連絡来た直前にクルマの運転中にドクターイエロー見たんです。
「すげぇ」って思ってたら内覧希望の通知が来たんです。
これ絶対なんかあると思ってたら、その内覧の人が本当に買ってくれた。
しかも価格交渉もなく。
なんか、そういうもんなんだろうなって。
ーー 今回の買主さんもめっちゃいい人だったので、いい人に出会うのも日々の徳なんだろうなっていつも思ってます(笑)。
なんか1人が買ってくれたらいいだけなのに、売却中ってたくさんの人に見にきてほしい気持ちになります。
ーー 全員に好かれたくなっていくんですよね。
不思議ですよね。
ーー 反応がない4ヶ月も耐えていただいたっていうのが、ありがたかったです。
実は耐えた感がまったくないんですよね(笑)。
なんにも考えてなかったっていう。
さっきも言いましたけど、売る仲介さんのこの仕組み、売却中に本当になにも考えなくてよかった。
ーー 何組かの売主さんにインタビューさせていただいてるんですけど、「夫婦間でマンション売却の会話がめっちゃ減ってよかった」て聞くのは初めてかもです。
本当ですよ。
やっぱり売れないってことは、どっちかというとネガティブな話題なのであんまりしたくないじゃないですか。
しかも、喋っても解決しないし。
だからなるべくしたくなかったなっていう。
それがしなくていい環境っていうか、御社のシステムなんだろうなって思いましたね。
ーー よかったです。
ありがとうございます。
楽しませていただきました。
ーー 今日はありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。