インタビュー日時:2023.06.04.
ーー 売却当時のことを思い出していただきながら、お話いただけたら嬉しいです。
売却のきっかけはなんだったんですか?
もともとは僕一人でマンションに住んでたんですけど、奥さんと一緒に住む新しい家を探すところから始まっています。
それが去年2022年11月ころやと思うんですよ。
そのころは新築一戸建てが欲しくてタマホームのモデルハウスとか見に行っていました。
新しい家を探しているころからもちろんマンションの売却のことは頭にあって、一括査定とか出して大体の金額、『これくらいで売れるかな』っていうのはわかってたんですけど、実際に家を買うということが決まったくらいの時に、実際にこの家を買うのが決まったのが、多分1月か2月の頭ぐらい。
売る仲介さんに売却依頼をお願いしたのが今年2023年2月。
だからもうそろそろせなあかんな。と思って。
ーー 新居を買われたのは11月でしたっけ。
「家を買おうかな」と思った時には、マンションを売るか、ってなるんですか。
貸そう、とかにもならず?
なりませんでした。
新居のためにまとまった資金が必要でしたし。
あのマンションを売ったお金で新居を買おうと思ってたんで、貸すっていうのは頭になかったです。
貸してしまったら価値が下がると知っていたし。
それよりも売って、まとまった現金を手に入れて、そのお金で買い換えできたらいいなと思って。
ーー 新居はすぐ見つかったんですか。
探し始めのころにここを見て。
間取りとか、トイレが1つしかないとか、ちょっと違うかなとか思って、保留になったんです。
そのあと注文住宅とかも検討しながら、、、でも注文住宅やったらまずは土地を探さないとだめじゃないですか。
予算も3000万円~4000万円くらいって思ってたんで、奥さんが東大阪市出身なので、東大阪近辺で途中探していたんですけど、全然ないんですよ。
『注文住宅は難しいね』ってなって。
建売になりました。
購入したここ以外にもいくつか建売を見に行ったんですけど、やっぱり駅から遠いのが多くて。
奥さんは電車で職場に通うんで、最後にここに戻ってきたっていう感じです。
ーー ここは売主さんから直接購入されたんでしょうか。
新居の戸建てを購入した売主不動産会社が、「マンションうちで売りましょうか」ってならなかったですか。
そんな話にはなりませんでした。
他のところはちょっと見に行ったら、「マンション持ってるんですか?」
みたいな積極的な感じが多かったんですけどね。
ーー なかったんですね。
当社はどのあたりで登場するんですか。
僕は去年ぐらいからYouTubeを見てて。
おもしろいシステムで売却できるな、と思ってました。
あのマンション、住友の分譲じゃないですか。
系列の住友不動産販売とかでも査定のお願いしたりはしていたんですけど。。
ーー 販売時に他の部屋を売却している不動産会社を調べてみたら、全体の8割くらいが住友不動産販売で、1割くらいが東急リバブルで、残りが1割がその他の不動産会社でしたね。
もちろん住友不動産販売に任せるっていうのも頭にあったんですけど、『この売り方、おもしろそう』と思って。
ーー ちなみに住友不動産販売には査定の依頼はされたんですか?
しました。
ーー いくらだったんですか?
たしか売る仲介さんと同じぐらいでした。
3,200万円くらいだったかな。
「3,100万円ぐらいやったら1月以内に売れる」って言われました。
ーー その時にはYouTubeとかGoogleで売却について調べられてたんですか?
はい。
ーー それで当社が出てきたと。
よかったです、YouTubeやってて(笑)。
勉強しようと。
かなり動画見ましたよ。
ーー 勉強になりました?
勉強になります。
一番勉強になったのは、最初の値決め。
「フレッシュな時に売るというのが大事」って二人がおっしゃってて。
だから相場から外れていない適正な価格で売ることが大事だっていうのが頭にあったから、たぶん僕も3000万円ぐらいで売却できたらいいかなと思ってたんです。
そしたらちょうど査定もそれくらいだったので。。
ーー そうでしたね。
3,200万円ぐらいがど真ん中くらいでしたね。
だから想定内という感じでした。
ーー 普段からYouTubeはご覧になられるんですか?
見ます。
ーー ちなみに奥様も当社の動画はご覧になられていたんですか?
この売却が始まってから、内覧会後の報告の動画とか、、、YouTubeでの報告の動画とかは見ましたけど、私は売却まで売る仲介さんの動画はまったく見てなかったんです。
ーー 住友不動産販売のマンションですでに住友不動産販売さんにも査定を依頼してて、最後いきなり別の不動産会社に売却を頼む、みたいな話になった時に、「その会社大丈夫?」とはならなかったんですか。
どんな仕組みで売却されているかっていうのは主人から聞いていたので、『これはありちゃうんかな』って。
私も不動産関係に勤めていたんです。
不動産屋さんってすごくいい加減じゃないですか(笑)。
売る仲介さんみたいなあんなまめに週に一度の報告やってないじゃないですか。
売却状況がリアルタイムでわかるし、すごくいいシステムだなって思って。
本当の見える化ってこういうのなんだろうな、いいなって思ったんで賛成しました。
ーー ありがとうございます。
まさかの奥様が不動産会社で働いてたっていう(笑)。
売出価格、私はもっと高く、攻めたらいいんじゃないかな、と思ってたんですよ。
ーー 2月にお問い合わせいただいて、2ヶ月~3ヶ月ぐらい前からYouTubeはご覧になられてて、でも見ている間は2ヶ月くらいあるじゃないですか。
お問合せいただいたのは2月12日だったんですけど、何かきっかけがあったんですか。
引っ越しして、僕は空家にしてから売りたいと思ってました。
その頃は実はお尻に火がついていた感じですかね。
ーー ということは、スケジュールがほぼ決まった状態で。
2月の頭に仮住まいの賃貸マンションの契約を。
年明けくらいから仮住まい用の賃貸マンションを見てて、でもやっぱり部屋がなくて。
早く決めなあかんと思って、2月9日に仮住まいのマンションの契約をしてるんですよね。
だから、マンションを2月中にもう空にしたいな、と思って。
他の不動産系YouTubeも見ていた
ーー 当社の査定は、お問い合わせいただいてから2・3日後くらいに査定の動画をLINEで送らせていただいたと思うんですけど、査定動画を見られた時のことは覚えていますか。
想定内というか、至極妥当なことをおっしゃってくれてるなっていうのは思いました。
ーー どの段階で当社に売却の依頼をしようと決めたんでしょうか。
もうLINEで登録した時点で売却お願いしようと思ってました。
ーー ということは、それまでに当社がどんな方法で売却しているのをご存じだったんでしょうか。
売り方とかホームページなどを拝見して知ってました。
この方法だと上手く売れるだろうなと思ってました。
ーー 室田がご訪問したときのことは覚えていらっしゃいますか。
見た通りの方で丁寧に対応いただいたので、快適に対応してもらいました。
ーー 売却の依頼はもうその前から決めていらっしゃったということなんですけど、価格はいつどのように決まったんですか。
室田さんに訪問いただく1週間前かそのくらいには決まってました。
ーー なるほど。
それは奥様とも相談されていたんでしょうか。
ずっと話合ってて、彼女は僕よりもずっと高いんですよ(笑)。
僕は時間がかかるっていうのを想像すると精神的にストレスで。
ストレスよりは自分が想定する手残りがあればそれでいいかなって。
それで買主さんにも「妥当なお金で買った」みたいに思ってもらえたら、それが一番いいかなと思って、価格を決めたんです。
主人は欲がないので、「3180万円でも交渉入ったらどうするの」って聞いたら、『うん、いいよ』って(笑)。
ーー そうなんですね。
僕だったら絶対あかんって言うんですけどね。
「うそやん、これ交渉あったらあかんやつやん」って(笑)。
ーー 売出価格が決まったら次はレインズに登録します、という流れだったと思います。
1週間以内にレインズ登録します、と。
あれ1週間後ぐらいでしたっけ?
ーー 5日くらいでレインズに登録したと思います。
1週間以内にしないといけないんですよね。
ーー はい、専任媒介契約は宅建業法で7営業日以内にレインズ登録と決まっています。
ただ当社はできるだけ早く登録したいので、準備できたらすぐにレインズに登録しています。
待ち遠しかったです。
ーー そうですよね。
自分のお家がこの市場に出るというのはなかなかない経験ですもんね。
レインズに登録したらグループLINEに通知が来たと思うんですけど、その時のことは覚えていらっしゃいますか。
いっぱい来てたのでびっくりしました。
いや、、びっくりというか嬉しいというか。
ーー あのマンションを売却していた不動産会社は住友不動産販売と東急リバブルがほとんどでした。
この2社は会社の方針として広告不可なんですよ。
他の不動産会社に広告許可していないので、だからネットで広告したい不動産会社があってもできないんです。
そんな状況で広告すべて可の物件が現れたら他不動産会社が集まってきた、という感じでしたね。
普段耳にしない、知らない不動産会社さんから広告依頼来てるから、『こんなに来るんや』と思ってました。
ーー たくさん来た広告承諾状況を売主の専用ページで時系列で追えるようになっているのですが、売主専用ページってご覧になられていましたか。
めちゃくちゃ見ていました。
やっぱり他の部屋がどうなってるかとか、SUUMOにどんな風に掲載されているのかな、とか。
他不動産会社の広告掲載件数もグラフ化していただいているじゃないですか。
気になって見てました。
一緒にグループLINEに入っている奥さんとも共有できるからすごい便利でした。
ーー 同じマンション・同じ棟内のライバル物件の販売状況は売主専用ページで共有してて、新規が出てきた、売れた、価格改定したというのをお知らせしていました。
同じマンションの他の部屋の売却情報がないと、自分の家だけが売れてないのか、マンション全体で動いてないのか、わからない。
価格改定するにも元になるデータがないと判断できないなと思って。
だから同じマンション内の他の部屋の販売状況を毎週共有させていただいてたんですよね。
売主専用ページに初回内覧会までにも現在の状況を週に1回報告をさせていただいたんですけど、確認していただいていましたか?
見ます。
見ましたけど初回内覧会まではあんまり動きないじゃないですか。
それをちょっと申し訳ないなと思ってました。
別に2週間に1回でもいいなと思ってました。
ーー 初回内覧会まで、物件情報をレインズに登録してからの問い合わせ状況がいい状況なのか、良くない状況なのかをみなさん気にされていて。
たとえば、「広告の申請通知が始まって1週間で5件なんですけど、これって多いんですか?」って聞かれます。
マンションによっては1週間で1件の時もあるんで、売主さんの不安とか心配を解消する役割を担っています。
どんな状況でも内覧会まではみなさん不安だと思うので。
不安ですね、広告依頼がなければ。
ーー 物件情報を公開して初回内覧会までの間、広告の申請の通知と実際の広告掲載数は多かったと思うのですが、初回内覧会の来場は確か2組でした。
少ないなと思ってました。
でも、2LDKやしなって。
購入するだろうターゲットが決まってるから、新婚の若い夫婦2人組とか、リタイヤした後の年配の方のご夫婦とかそういう方がターゲットかな?と思ってたんです。
でも広告をしていただいてる不動産会社さんのSUUMOの広告ではターゲット層を絞って広告してるわけじゃない。
このあたりの広告の仕方はもうちょっと工夫ないんかな、っていうのは思ったりしながら見てたんですけど。
ーー 確かに広告掲載数がそのまま比例して内覧会への来場者の数と比例していたらよかったのですが。
先ほど申し上げたみたいに、そもそも広告不可の物件がほとんどなので、今回みたいに「広告すべて可」の物件をレインズで見ると、不動産業者としてはひとまず資料をダウンロードだけしてみようってなったのかもしれません。
ただ資料を見てみると、60平米ぐらいの2LDKは4人家族は少し難しい。
提案できるお客さんが少なかったのかもしれないですね。
誰にでも受ける間取り・平米数ではないので、内覧会にはたくさんは来ないだろうというのは経験上想像できるのですが、売主さんとしては「自分の家はいい家なので、気になったらみんなひとまず見に来るだろう」と思うんですよね。
はい、希望としてもありますもんね。
ーー 内覧会の様子を動画とメモで共有してるのはご存知でしたか。
はい、知っていました。
動画とメモを共有いたいただけるのはホームページか何かで見て知っていました。
ーー 内覧会が終わったその日の夕方くらいに「本日の内覧会の結果を売主専用ページで更新しました」という通知は、あれはどのタイミングで見られるんですか?
気になっていたのですぐ見ました。
「内覧会終わった!」って。
どんな人が見に来たのか気になって気になって(笑)。
動画で様子が見れるので安心できるというか。
動画で見れるっていうだけで全然違いますね。
ーー 連絡をしたら、すぐ確認いただいたんですね。
そうですね。
あのやり方いいですよね。
内覧会そのものの状況もよくわかるし、どういう買主さんが来たのかもわかるし、もちろん相手の客付不動産営業マンの方がどんな人かもわかるし。
自分がその場にいなくてもちゃんとわかるんで、これはいいなと思いました。
ちなみに内覧会に同席したいとはぜんぜん思わなくて。
内覧会の様子を動画で見れるっていうのもあったから。
ーー 内覧時に売主に立ち会っていただいたら、売主さんしか答えられない質問に答えていただけるメリットがあるんですけど、ただ内覧時の見学者の口数が露骨に減るんですよ。
売主さんの手前、マイナスなことは絶対に言わないし、本音では喋ってくれないんです。
客付営業マンも見学者の本音をその場では聞かないんですよね。
そうなると決断するスピードが遅くなっていくんです。
やっぱり物件内ではのびのび喋ってもらってるほうが、結果としては高くて早く売れることが多かったんです。
ーー 内覧会から何日か経って申し込みが届きました。
私は買ってくれると信じてましたね。
感触は悪くない、と思っていたので。
ーー 室田からグループLINEに「申込書が届きました」と連絡がきた時のことは覚えていらっしゃいますか。
ガッツポーズでした。
嬉しいよね。
「でも、もうちょっと早く入るかな?」と思ったりもして(笑)
でも本当によかった。
ーー 満額での申し込み(価格交渉なし)の申込書を見た時のことは覚えていらっしゃいますか。
早く売れてよかったなと思いました。
自分が過去の成約事例から見た妥当な金額で売ったんですけど、今売ってる同じマンションの他の物件より安く売ってるじゃないですか。
「もうちょっと高く売ってもよかったかな?」と思いましたけど、そんなん言ってもしょうがないし、早く売れてよかったなと思いました。
室田さんが来られて価格を決める時に、『本当にこの価格でいいですか』って何回も念を押されたんですよ。
『後戻りはできないよ。途中で価格上げられないよ』って言ってると思って、「本当にいいんかな?」と思いましたけど。
でも僕は全然後悔してないんですよ。
ーー 当社のこれまでのデータ・経験からの推測をお伝えします。
内覧会に2組来られてそのうちの1組から申し込みがあった。
2週間の時間を使って申し込みが1組だったので、あの時点で実際に購入検討しているのはあの方だけだったという。
あの方が買ってくれたので結果的には価格設定は正解で、今の価格よりも高く売りだしていたら、そもそも内覧に来ていなかったかもしれないですし、内覧に来ていても申し込みしてもらえなかったかもしれません。
だから、あの値付けもあれで正解だったんです。
ーー 額が決まって、申し込みがあって、特に条件的には問題なかったので、もうこの人で。って進んでいったと思うんです。
そっからもう引き渡しまで1ヶ月半ぐらいでしたっけ?
その間は田中にグループLINEが切り替わって、室田はほぼ登場しないに変わったと思うんですけど、思いのほか室田登場しないんですよ。
室田が登場するパターンは売主さんが優柔不断な方で、うちに任すか任せないかを毎回悩んで、室田を毎回呼び出すパターンしかないんです。今回のようにサクサク決めていかれたパターンで1回で終わるともう室田ほぼ登場しないんで。
最初だけですもんね。
ーー 会ったん最初だけですし、だからそういう意味ではまだ動画があるんで、動いてる室田を見る機会はあるんですが、実際会うのはほとんど1回だけなんですよね。
グループLINEでやりとりする相手が田中に切り替わって、引渡しへ進んでいったと思うんですけど、あの引き渡しまでのグループLINEのやり取りで、やりにくかったことやわかりづらかったことはありましたか。
まったくないです。
丁寧すぎるぐらいでした(笑)。
ーー 振り返っていただいたら売却開始から引渡しまで早かったですか。長かったですか。
今思ったら早かったなと思いますけど、当時は「もっと早くならんかな」と思ってました。
例えば、レインズ登録してから内覧会まで3週間弱ぐらいあったと思うんですけど、2週間弱ぐらいでもいいかな、と。
買主さんがいなかったら2週間じゃダメなのかもしれないですけど、タイミングですからね、わかりませんけど。
3週間は体感的には結構長かったですね。
ーー 申し込みがあってから契約までの期間も長く感じられましたか。
それも2週間くらいあったじゃないですか。
またそれから引き渡しまで1ヶ月あったでしょう。
買主さんの都合なんでしょうがないんですけど、長いなって思いました。
やっぱり短いに越したことないです。
あのマンションを売ったお金でこの家を買うつもりがあったから、手元に現金が早く入ったらいいなっていうのがあったんでそう思ったのかもしれないんですけど、長いなあと思いました。
今思うと実際はそんなに長くないんですけど、当時は気持ち的に。
ーー 「(契約が)飛ぶんじゃないかな」というのがみなさんやっぱり思うんです。
当社の場合は今回もそうなんですけど、購入資金の目処が立ってる状態で申し込んでいただいてるんで、『住宅ローンが通らないから購入やめます』ってのは当社では起こりません。
とは言え、心変わりする可能性はゼロではないので、購入申し込みから売買契約が短いに越したことはないんですけど、今回は2週間で当社の今年の契約の中で最長だったと思います。
これがもし申込書が2通入ってたら、売主さんが契約日まで短いほうを選んだりするんですよね。
たしか、お仕事の都合で2週間後になったんですよね、自営でされてて。
売主さんの気持ちを想像すると長く感じるだろうな、と。
他の売主さんへのインタビューでも「契約までの期間が人生で一番長く感じました」っておっしゃるので。
特に時間が長く掛かって売れた場合は、「この申し込みがキャンセルになったらまた何ヶ月間も待つと思ったら、もうめちゃくちゃドキドキしてました」っておっしゃるんで。
でも、僕それで違約金とか入るんやったらそれはそれでいいかなと思ったりします。
ーー 僕も室田もそっちタイプなんで、「契約飛んでもいいかな」って思ってしまうんですけど、売れるまでにやっぱり時間がかかるとみなさん「1日でも早く契約したい」という気持ちになります。
これだけ不動産会社がたくさんある中で当社を選んでいただいたじゃないですか。
他は検討されなかったんでしょうか。
他の不動産会社で売ろうかな、とか。
してないですね。
査定はしてもらったりはしてましたけど、他の会社で売ろうとはぜんぜん思ってませんでした。
ーー 一番惹かれたポイントというか、当社売る仲介に売却を依頼しようと思った決めては何でしたか。
とにかくぜんぶを情報共有してもらえるっていうのが決め手でした。
よかったよね?
主人がもう最初から売る仲介さんをすごく気に入ってるのが伝わってきているので、私は主人を信じてました。
『内覧会も1日決めてやってその日に人を集めてやるんだ。すごいでしょ?』って、まるで自分が考えたみたいに(笑)。
やっぱり内覧できる日時を決めて内覧したい人を何組か集めて、その内覧に来た人たちが会った時に『他にもいっぱいほしい人がいるんや』みたいに思いますよね。
心理的に『早く決断しないとあかん』みたいな話になって、それで買い物欲が刺激されて買ってもらえるっていうそういう心理的なところをついてるところがやっぱり他とは違うな。と思って。
最初に僕がいいなと思ったのはやっぱりそこやったんですよね。
ーー 買う側やったらめっちゃ嫌ですもんね(笑)。
お家見る時に前に並ばされたらめっちゃ嫌じゃないですか。
でも売る側になったらそれやりたくなって。
僕らも戸建てとか見に行ってて、他の人と物件近くですれ違ったら「あの人たちも見てきたんかな?」って思っていました。
ーー 真剣に検討している人ほど、他の人を見るとみんな買いそう見えるんですよね。
だから、いいところを突いてる売り方だな、と思って。
ーー だから今回さっきのラッキーとか運がいいという話しでいくと、2組だったんですけど1組目が購入されたじゃないですか。
内覧会後の報告でもお伝えしたんですけど、2組目の人は時間を無視して早めに来たんですよ。
オートロックを無視して、いきなりガチャって入ってきたんですよ。
その時まだ1組目が内覧中で、「他の人見に来てるんや」っていう空気に一瞬で変わりました。
ラッキーだなとその時思いました。
偶然の幸運というか。
結局、2組目の人は見に来ただけの人だったんですが、1組目の人はいきなり入ってきた2組目の存在を見て、「この人も真剣に検討している」と思ったはずです。
こんな偶然の幸運が起こるかどうかは僕らではどうしようもないので、起こった時はいつも「売主さんって徳高めなんやろな」って思うようにしてます(笑)。