インタビュー日時:2023.07.29
ここがよかった、売る仲介。
- ① 情報共有が徹底されていた
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- データを共有してもらえることで自分で判断できると感じられた
- 売主専用ページやYouTubeライブ配信を通じて、売却の進捗状況が常に確認できた
- 売却を依頼されている他の物件の状況も共有されており、市場感がつかめた
- ② コミュニケーションの取りやすさ
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- LINEでのやり取りが中心で、電話での対応を強要されなかった
- グループLINEで4人全員が既読をつけてくれるため、返信漏れの心配がなかった
- 対面での打ち合わせを最小限に抑えられて助かった
- ③ 一貫した誠実な対応
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- 高額査定で釣るようなことをせず、現実的な査定額を提示
- 買取業者からの申し込みも含めて、すべての情報を透明性を持って共有
- 売主の意向(一般購入者への販売希望)を尊重しながら進めてくれた
くわしい成約事例のデータはこちら。
マンション売却のきっかけは通勤時間
ーー 売却当時のことを思い出していただきながら、お話いただけたら嬉しいです。
売却のきっかけは何だったんですか。
もともとは両親と一緒に暮らす選択肢を持っておこうと思って買ったマンションだったんです。
ひとりで住んでいたんですけど、ある時、上階からの水漏れがあって。
水漏れは解決したんですけど修繕をどうするかってなった時に、両親と一緒に暮らすことを前提にフルリフォームをしてしまおうかと考えて、家族で話し合ったんです。
その時に一緒に京都で住むことはないかなということになったので、自分ひとりが長く住むことを前提にリフォームを考えたんですが、ちょっと職場が遠くて。
そもそもひとりで住むには広いっていうのもありますし、会社は自分でやってますので今後10年・20年、可能ならずっと仕事していきたいって思うと、やっぱり職場の近くのほうが便利だなと思って売却を考え始めました。
ーー ご両親はどちらに住んではったんですか。
神奈川です。
ーー 神奈川からご両親を呼ぶか呼ばないかという話だったんですか。
そこまで具体的に呼ぼうとは決めてなかったんですけど、やっぱり離れて暮らしていると心配だったので。
何かあったら呼べるようにっていう感じだったんです。
ーー 桂川ハイツから職場まではどれぐらいかかるんですか。
どうしてもバス便エリアなので、バスを乗り継いで40分ぐらいですかね。ちょっと遠いですよね。
ーー 売却しようと思ったのはいつくらいなんですか。
ぼんやり考えてたのは2022年の春頃ですね。
だんだん売却のことを調べ始めたのが、6月くらいだったと思います。
ーー 最初フルリノベーションして住もうかなと思ったけど、やめて売却しようと思われて。
次はどういう行動をされたんですか。
ひとまず一括査定ですね。
リベ大ご存知ですか。マンションの売却をするしない関係なく、その頃ずっとリベ大のYouTubeを見ていたんです。
リベ大のチャンネルで不動産投資のテーマで不動産取引の基礎みたいな話はしてたんです。
一括査定があるっていうのも知ってましたし、あとは片手・両手とか、専任・一般とか囲い込みとか、そういう単語は知ってたんですよ。
ただそこまで具体的に調べてはいなかったんです。
ーー リベ大を通じて一括査定っていう言葉は知っていて、一括査定をいきなり調べたみたいなイメージですかね。
そうですね。
囲い込み対策として、わからないんだったら一般媒介で複数の不動産会社にお願いするっていうのはリベ大でも言ってたので、どっか不動産会社を探さなきゃいけないんだなって思って。
SUUMOで一括査定
ーー 一括査定サービスはいくつ入力されたんですか。
1つだけです。
全然わかんなかったのでSUUMOに。
ネットで調べてたら、一括査定サービスにデータを入力したら、すごい連絡が来るって出てたんですけど全然なくて。
私がいけなかったのかなってあとあと思ったんですけど、電話が嫌いなので電話番号書かなかったんです。それで、メールで返事をくださいっていう風に書いて。。
ーー SUUMOって、電話番号は入力しなくていいんですか。
今はわからないですけど、当時は書かなくてもいけましたね。
もしかしたら返事をくれてたけど、迷惑メールの方にいってた可能性もあるんですけど、とりあえず私の手元にはまったく来なくて。
ーー 確認したメールは何社ぐらい来たんですか。
1社です。
そもそもそんなにたくさん出してもしょうがないと思ってたので、4社ぐらいしか出してなくて。
ーー 一括査定でメール来るじゃないですか、そのメールにはなにが書いてるんですか。
その人は、「すいません長期休暇取ってました」って。
そこからメールでやり取りして、うちの部屋の金額を出してくれて。
ーー ということは、一発目のメールにいきなり査定書がついていたわけじゃなくて、やり取りをしてから、「じゃあ、査定しますね」という流れになったんですね。
私も査定っていうもの自体を全然わかってなかったのですけど、教えてもらった物件の相場は900万円から950万円でした。
そこにちょっと上乗せして、980万円から1,050万円ぐらいで出したほうががいいんじゃないか、みたいな書き方でした。
ーー 次はどういう展開になるんですか。
「900万円から950万円かあ」ってなる。査定した不動産会社からしたら、売りませんかという流れになると思うんですけど。
そうですね。
でもその後、またお願いすることがあったらご連絡しますってお伝えした後は特にしつこい営業もなく。
ーー 連絡もなくなり、、、この時いつ売るのか、時期は決まってたんですか。
決めてなかったですね。
ーー 売る時期は決めてなくて、金額を把握したとなると次は何をされたんですか。
ただ査定額自体に私は疑問だったので、そこから査定って何なんだろうっていろいろ調べてました。
そもそも買った金額がもっと安いっていうのと、一括査定に出したらいっぱい来るはずと思ってたのに来なかったから、もしかしたら不動産会社さんにとって、うちは売りたくない物件なのかなと思って。
ーー 1社からしか連絡が来ないし、来た査定額も高い、これは思ってたのと違うってなったんですね。
そうですね。
私の中では買った金額よりも下回ってるだろうって思ってたところに、900万円と言われたので、高い!って思ってしまったんですよね。
ーー 買った金額いくらでしたっけ。
720万円ですね。
ーー 720万円。何年か住んでそこに950万円とか1,050万円と言われたら、買ったときの1.5倍くらいになってますもんね。
もともと数年間に買った私の認識としても、築古の物件は上がらないっていう認識で買ってたので、査定をお願いした時も価格が上がってるとは思ってなくて、どれだけ下がってるのか知りたくて査定に出してるので。
一括査定についていろいろ調べてたら、不動産会社さんは高めの査定をするっていうのがたくさん出てきたので、900万円の査定はやっぱり違うんだって思って、じゃあ本当の査定とか相場を知る方法がなにかないかなって探したんですが全然見つからなくて。
その時はYouTubeで探すとか、YouTubeで調べるっていう発想がなかったので、ずっとWeb全般で調べてました。1h
適正な価格を知るために、Web全般で検索
ーー Googleで調べてたってことですかね。
そうですね。
ーー 査定額が高いっていうのはわかった。
調べていらっしゃたのは、何を調べていたんですか。
本当の査定を知る方法です。
一体いくらで売れているのか、成約事例とか相場を知る方法。
ーー 忖度のない査定額を知る方法はあるのかということですか。
それは検索して見つかったんですか。
見つからなかったんですよね。
ーー それでGoogleで調べて出てこなくて、YouTubeで調べるという方法は当時なくて。
そしたら、オススメの動画ってGoogleで売る仲介さんのYouTubeが出てきたんです。
ーー そもそも普段からYouTubeは見られるんですか。
そんなに見るほうではないですね。
ただ、リベ大みたいな特定の、興味があったものがあれば見てる感じですね。
ーー そしたらGoogleで調べて出てこなくて、全然関係ない時にYouTubeを見たらオススメにいきなり出てきたってことですかね。
YouTubeって出てきたというよりも、GoogleでWeb検索したら、Web記事に混ざってYouTubeでのオススメ動画が出てきませんか。
ーー 出てきますね。
たしか、実際の相場の調べ方とか、なんかそんなタイトルの動画だったと思います。
これは私が求めている答えなんじゃないかって。
不動産会社さんがYouTubeやってるっていう発想がなかったんで、こんなのもあるんだと思って見て。
ーー 求めていた内容だったんですか。
内容自体はそうですね。
ただ、答えが「不動産会社さんに聞く」だったんです(笑)。
私にしてみたら聞く不動産会社さんがいないから一括査定に出したわけで、また不動産会社さんに聞けって言われたんで振り出しに戻っただけなんです。
ただ、不動産会社さんは成約事例っていうデータを持っているっていうのがわかったんで、じゃあ不動産会社さんを探すほうが先なんだと思って。
売る仲介チャンネルは仕事をしながら聞ける
ーー ちょっと話それるんですけど、売る仲介チャンネルの一番最初の印象は覚えていますか。
わかりやすいなっていう。
しばらく売る仲介さんだけを見てて、そしたらだんだん不安になってきて。
ーー どういうことですか。
おふたりの話を聞いてたら、やっぱり専任媒介って。
これまで見ていたリベ大のYouTubeでは一般媒介を勧めている。
その違いがわかってなかったから、なにか一長一短あるんだろうなって思って。
それをわかってないっていうことは、私の知識とか理解が足りてないんだなって思って、理解が足りてない状態で売る仲介さんの話だけを聞くのは怖いなって。
他の不動産会社さんのチャンネルもあるはずだから見てみようって、見ようとはしたんですけど全然続かなかったです。
ーー 続かなかったんですか。
はい、売る仲介さんは、、、やっぱり仕事をしながら聞けるのがよかったんですよ。
作業系の仕事で、聞きながらやってました。
解説系で一定のテンポでずっと話されると、あんまり言葉が落ちてこないんですよ。
だからといって、図で解説とかされると仕事中なんで見れないし、見終わった後に結局いまの話なんだったんだろうっていうことがたくさんあったので、あんまり見てても意味ないなって。
で、また売る仲介さんに戻ってきました。
ーー 確かにうちのチャンネル、何のテロップも出てないし、効果音もないですね。
そのほうが聞きやすかったです。
ーー 例えば、お家だったり、もしくは仕事が終わってから会社のパソコンのモニターで解説系の動画を見たりはしなかったんですか。
してなかったですね。
そこまでする気はなかったんですね。
ーー 先ほどの一般媒介を勧めるリベ大と、当社含めてほとんどの不動産会社が専任媒介を勧める、この違いはわかったんですか。
そうですね。
だんだん話を聞いてるうちにどうして専任を勧めるのかっていうのもわかってきたし、それがわかってくるとリベ大はどうして一般媒介で複数不動産会社を勧めていたのかもわかってきたので、だったらこの売る仲介さんの言ってることの理屈は通ってるよねってなって、そこからは不信感なくずっと見てました。
ーー 問い合わせいただいたのが7月23日なんですけど、この日まで売る仲介チャンネルの動画は見ていただいてたんですか。
はい、そこからはずっと売る仲介さんの動画を見てて、でもその時にはお願いしようとは思ってなかったんですよ。
見ててちょっと気になる動画があって、もうその頃にはほとんどの動画を見てて、結局仕事中ずっと見てるんでした。割と短い期間に一気に見た感じです。。
なので7月頃にはほぼ見尽くしてて、たしかだいぶ初期のころの動画だったと思うんですけど、「安く売らないって言ったのに値下げさせられた」みたいな動画ありました。
ーー あったと思います。
「これって詐欺じゃないですか」っていう質問に対して、室田さんが『ちょっとこの人被害者感強い』って話されてて。
ーー 室田、言いそうですね。
それを聞いた時にびっくりして。そんなことYouTubeで言っていいのかなって。
すごい正直な物言いをする人たちだなって思ったんです。正直な物言いってそこそこリスクあるはずなのに。
そういう人たちがやってる不動産会社、会社のスタンスなのかなって思ったんですよ。
ーー そういうっていうのは、誰にも忖度しないというか。
それでどんな会社なんだろうって思って、初めてGoogleで検索して、その時に初めて売る仲介さんのホームページを見ました。
ーー ということは、それまでは不動産会社とは認識していたけど、どういうサービスだったりとか何をしてる不動産会社まではなく。
いや、理解してなかったのかもしれないです。
ーー マンション売却について喋ってるチャンネルなんやなというくらいの。
そうですね。
そもそも私自身が頼もうと思って見てないからあんまり。
なんとなく大阪だろうなくらいは思ってました。
仕組みに一目ぼれしたが、一度依頼を諦めた
ーー さっきの、そういうスタンスなんかと思ってホームページを見て、そこからマンションの売却をしてる不動産会社なんだというのがわかったのが7月の前ぐらいですか。
そうですね。
ホームページを見た時に、売る仲介さんの売却の仕組みについて書かれているページを一番最初に見て、ぱっと見てもう本当に一瞬。
この言い方が正しいのかわからないですけど、もう本当に一目ぼれでした。
めっちゃいい!ってなって。
ーー 仕組みがですか。
仕組みが。
たくさん調べているうちに、売却をお願いする不動産会社さんどこにしようって迷っているのは、実は売却自体にはあんまり関係ないんじゃないかなって思えてきてたんです。
みんな不動産会社さん探しをすごくがんばるじゃないですか。
ーー どこの会社に売却を依頼するのがいいのか、とか。
それよりも私は、どの不動産会社さんに依頼するかよりも、依頼した不動産会社さんを目の前にした時に自分が聞きたいことが聞けるように、言いたいことが言えるようにしておく。自分がどうしたいのか、不動産会社さんにどうしてほしいのかを言えるようにしておくほうが大事なんじゃないのかなって思いました。
だから、不動産会社さん探しのことを考えてなかったんですよ、どこでもいいかなぐらいに思ってたので。
あのまま売る仲介さんのホームページを見てなかったら、おそらくあの部屋を買った不動産会社か、先ほどの一括査定で査定してくださった不動産会社に連絡取ってたと思うんです。
でも売る仲介さんのホームページを見た時に、「ここめっちゃいい!」ってなって。
ーー 嬉しいです。
それがこの7月23日の前で、その後にLINEに登録いただいた。
違うんです、その後にもう一回迷うんです。
いいなって思って、その後すぐに会社概要見たんです。
会社概要見たら社員さん4人しかいなくて。
ーー 少ないってことですか。
「この人数でこの仕組みを作ってやってる不動産会社は、絶対仕事選んでるだろう」って思って。
その時点で私は900万円を信じてなかったので。
ーー うちの家は900万円よりももっと安いかもしれないから、お願いしたら断られるんじゃないかと。
それで一度諦めました。
ただこの規模でこれだけの売却の仕組みを作ってるんだったら、ここまでの仕組みじゃなくても似たようなことをやってる不動産会社さんがあるんじゃないかと思って、そこから不動産会社さんを探し始めて。
これまでとぜんぜん逆の行動なんですけど(笑)。
関西圏で探してみたんですけど、見つからなくて。
ーー 僕もたまに探しますけどないと思います。
東京だと近い不動産会社はあるんですけど、でも当社ほど仕組み化されてるところはないです。
なかったんです。
で、結局戻ってきました。
その時に不動産屋さんのホームページをいろいろ見たんですけど、みんないいことをいっぱい書いてあるじゃないですか、それが魅力的に見えなくて。
もう売る仲介さんを気に入ってしまってるんですよね。
なので他の不動産会社さんに目がいかない。
単純に私は売る仲介さんの売却の仕組みを気に入ってしまってたんです。
ーー 当社の売却の仕組みを気に入っていただいたというので言ったら、例えばどの部分を指していらっしゃるんですか。
一番は、データ共有をいただける部分です。
ホームページを見た限りですけど、それを謳ってる不動産会社はなかったんです。
データ共有いただけるのを知ってからは、割とそこを重視して他の不動産会社さんを探してたと思うんですけど。
ーー データを共有してほしいという気持ちがあったんですね。
その時は、データを共有してもらえれば自分で判断できると思っていたんです。
売ってからいろいろわかりましたけど(笑)。
ーー そのデータの共有に関して言うと、当社はデータの共有はしてましたか。
はい、十分すぎるくらいでした。
売る仲介さんの売却の仕組みだと、私はあんまり買主さんに競ってもらうっていうのに興味はなくて、ただ空家にして預けられて売れるまで立ち会う必要がないというのもよかったですし、全体的に見た時に人に会わなくていい仕組みなのかなって思ったんですよね。
人に会うっていうコストを圧倒的に削減して、片手で成立してる仕組みなのかなって思ったんです。それがいいなって思って。
ーー 売主として、会いたくなかったということですか。
そうですね。
ーー 実はですね、僕が売主だったら別に会いたくないんですよ(笑)。
訪問されて、お茶出すとか気を遣うのも嫌で。
不動産営業マンは会ったらなんとかなると思っているから、とにかく会いたがるんですよ。
実際は会ってもなんとかならないんですけど。
コロナになってZoomが流行ったじゃないですか。実は当社も売主さんとZoomをやろうと思ったんですよ。
でもよく考えたらZoomって面倒くさいってなって。
Zoomだったらお願いしてなかったと思います。
ーー Zoomは対面しなくていいですけど、決められた時間にPC前に座らないといけないし、電話よりお互い負担するコストが高くないかと。
そんなこと思っていたらあんな方法にありました。
訪問するコストもないし、片手仲介でも成立するんですよね。
人と会うってコストですよね。
ーー そう思いました。
そもそも売主さん自体が会うっていうのを望んでないんじゃないかと思ってて、会いたい人もいると思うんですけど。
家を売りたいけど、会いたくない売主さんっていう人もやっぱりいらっしゃいまして、僕と室田がそうだったんで、同じように思っている人に会いたいな、が最初の衝動です。
それがよかったです。
でも逆にそれでスタートを迷ったっていうのもあるんですけど。査定動画が送られて来るじゃないですか。
「ご不明点あれば遠慮なく現地に呼んでください」っておっしゃっていただいてそれはよかったんですけど、呼ぶタイミングがどこなのかが私にはわからなくて。
うち、不具合がいっぱいあったので、それを見てもらうのが先なのか、それとも売却をお願いするのが先なのか、ちょっと迷いました。
ーー ちなみにどの段階で売却の依頼しようと思われていたんですか。
査定をお願いした時点で、売る仲介さんに断られない限りはお願いしようと思ってました。
査定動画を見て考えを整理できた
ーー 査定動画見た時のことはなにか覚えてますか。
そもそも査定の認識が間違っていました。
私の仕事は小売りというか、ものを作って売ってるんです。
だから、SUUMOとかで出てる物件価格は上代価格だと思ったんですよ。上代価格は定価です。
不動産会社さんに聞いて教えてもらえる査定額っていうのは下代価格だと思ったんですよ。下代価格は仕入れ値です。
その間を売主の裁量によって決めて売っていく、売るお手伝いをしてくれるのが不動産会社さんのかなって思ってたんです。
この場合だと、下代価格は私が買った金額になるじゃないですか。なので最初ちょっと混乱してたっていうのもあって。
でもあの査定動画をいただいてスッキリしました。
ーー 確かいくらからいくらという査定額の提示を室田はしていて、相場はこの価格でこの相場額から何%か乗せていくとこうなりますみたいな。
ただうちの場合は、不具合の部分が査定価格に影響してるのかわからなくて、不具合の分を100%から引かなきゃいけないのか含まれているのかみたいな。
でもこれLINEで説明できないし、室田さんに来ていただくのが先なのかな、でも媒介契約するっていう前に来てくれるのかなっていう。
ーー いまの流れがあって、ご質問いただいていたんですね。
迷ってるうちにちょっと家の事情が変わったりして、間が空いてしまったっていうのがあって。
ーー いただいた質問にまた動画で回答させていただいたと思うんです。
媒介契約間の段階でも売主さんとやり取りってされるんですか。
ーー はい、もちろんです。
最近多いのは、売却が先っていう方が半年前の今の段階での査定額を聞いてくるみたいなパターンもいっぱいありますし、その途中で細かく向こうから連絡くれたりとか。
他の会社も一括査定もそうなんですけど、問い合わせをしてきていますぐ売る人はやっぱり少ないんですよ。
事前に知りたいですよね。
ーー いつか売る時のために調べているケースが最近は多いので、当社へのそうですし一括査定に問い合わせる人もそうなんですけど、10人いたらいますぐ売る人って2人くらいかもです。
今回のように売却はもうちょっと先なんですけどっていう人がほとんどで、それまでにやり取りをしたい人だったらやり取りをするんですが、ひとまずほっといてほしそうだったら当社からは連絡はしないという感じですかね。
会ったことない人にLINEでどこまでコミュニケーションをとったらいいのかな、っていうのがなかなか難しいんですよね。
ーー そうですよね。
当社はYouTubeがあるので、依頼いただいてもLINEの文字でしかわからないけど、依頼者さんは当社のことをわかってくれてるじゃないかというか、見てもらえる機会があるじゃないですか。
ライブ配信では他の物件の売却の進捗状況も残してるんで、他の人のも見てもらってることも多いと思うんですけど難しいですよね。
LINEでどこまで書いてくれるかなとは思いますけど、書いてもらえるほうが当社としては返事はしやすいです。
「契約します、売却をお願いします。」となって初めて来てくれるものだと思ってたので。
ーー 先ほど話されていた、物件価格が安いから売却の依頼を断る・断らないは、もちろん物件が近畿圏だったら基本的に受けます。
採算が合うのが前提ですが、頼りにされてるかどうかっていうのが根っこにあります。
それはなんでなんですか。
ーー この仕事は、ホスピタリティがあるかないかになってくるんだと思っています。
正直な話、900万円のお家とうるのと、9,000万円のお家を売るのはやることはほぼ変わりません。
でも、売却の依頼を受けると決めて受けた以上は、安いから手を抜くとかはなくて。
先ほど自分の家は安いと話されていたんですけど、900万円じゃないですか。
都心部の不動産全体で見たら900万円は安いかもしれませんけど、実生活において900万円はぜんぜん高いじゃないですか。
売主さんの気持ちを想像すると、当社を頼っていただいたら手を抜くっていう感覚にはやっぱりならなくて、だから依頼してもらった売主さんは全員同じです。
別に意図的に考えてることではないんですね。
こうしたほうがお客さん受けがいいみたいなそういうことではなく。
ーー だから売却の依頼を受けると決めた以上は、差はないんですね。
高い・安いとかは関係なくて、採算合うと思って受けてるんで。
ありがとうございます。
難しいだろうなって思うのが、売却にあたってどれくらい経費がかかるのかわからないじゃないですか。
おおよそ1年ぐらいを経費として考えてみたんですけど、ぜんぜん想像もつかなかったんです。
室田の印象はとにかく丁寧
ーー 室田が訪問した時のことを覚えてますか。
思ってたのと違うと思ってすごいびっくりしました(笑)。
ーー どういうことですか。
すごく丁寧。
みなさんおっしゃってますけど、本当にすごい丁寧でした。
ーーそれはYouTube動画からは想像できないということですか。
そうですね、想像以上でした。
よく動画内で「訪問時は2トーン高く話している」とおっしゃっていたのでどういう感じなんだろうって思ってはいたんですけど、営業マンだし普通の営業マンとしてくるんだろうなって思ってたんですけど、想像以上でした(笑)。
ーー 想像以上に丁寧だったということですか。
とにかく丁寧っていう印象でした。
ーー ちなみに現地で室田と何を話されたんでしょうか。
売る仲介さんの売却の仕組みの話をしてくださって、その後は私が価格を決められなかったので価格の相談を。
基本的に全部こっちに委ねてくださるんだなって話してて思いました。
一応説明は細かくしてくれるんですけど、もう好きに出してくださいっていう感じですね。
ーー 室田から「1,000万円でいきましょう」とかっていう話ではなくて、「いくらにしますか」という。
私としては不具合の分を査定額から引くのかどうかっていうのが疑問だったので、実際に不具合部分を見てもらって「査定下がりますか」っていうのを聞いたら、室田さんは、「変わりません」とおっしゃって。
なので、その査定額を基準にもう一度計算したいっていうのがあったので、「いますぐには決められないのでお時間ください」ってお伝えしてその日は決めずに。
ーー 不具合箇所がいくつかあったと思うんです。
それはその場で全部伝えたんですか。
はい。
ーー 変な質問ですけど、売主としては不具合箇所を隠そうっていう発想にはなるもんなんですか。
私はなかったですね。
知っていただいたほうが私が安心できると思ったんで。
ーー 売出価格はどうやって決めたんですか。
いただいた査定動画を何度も見返して、査定額が変わらないっていうことだったんで、今度は室田さんの査定額を基準に他に出てる同じマンション内の競合物件を1件ずつ見ながら。
同じマンション内で売っている物件はリフォーム済みのお家が多かったので、ネットで調べてたりするとリフォーム代が大体わかるじゃないですか。
リフォーム代引いて、平米単価出してっていうのをやってると大体どれぐらい掛けられてるっていうのがわかってくるので、その掛けられてる部分は私は必要ないから、いかに今度リフォーム済みのお部屋と自分のお部屋を見比べた時に、ちょっとこっちの方がお得かもって思ってもらえるかを金額1つ1つ計算しながら探ってました。
ーー ちょっと話戻るんですけど、不具合の部分は補修してから売却しようかなと思った時もありましたか。
思ってましたね。
最初スイッチくらいは直してもいいかなって思ってたんですけど、だんだんちょっと面倒くさくなってきちゃったっていうのがあって。
ただ水漏れ跡の箇所はことが大きいので、できれば買主さんにちゃんと状況を見てほしいなっていうのがあって。
ーー それは現地で室田に相談したんですか。
しました。
ーー 室田の回答としては、直さなくていいですよと。
そうですね。
いま言ったような、買主さんに見てもらいたいっていうことを伝えたら、そのほうがいいと思いますっていうことだったので。
ーー 室田が訪問した時にグループLINEが作られたと思うんです。
そこからレインズに物件情報が掲載されるまでに1週間くらいでしたが、その間どんな気持ちだったりとか覚えてますか。
私はちょっとお願いするまでに結構時間がかかってしまったので、とりあえずお願いできたということで満足してました。
ほっとしたというか、後はお願いしますっていう。
ーー 例えば、他社から広告の承諾の申請が来たりとか、内覧したいとあったらグループLINEに通知が来ますという説明があったと思うんですが、実際レインズに掲載が始まって通知が来たのは確認いただいていましたか。
はい。
ーー 売主専用ページも見ていただいていましたか。
見てましたね。
私が売却始めのころはまだYouTubeチャンネルで各売主さんの報告のアーカイブは載ってなかったんですよね。なので最初の頃は売主専用ページで週3回ぐらい見てたと思います(笑)。
後半はYouTubeチャンネルにアーカイブがアップされるようになったので、YouTubeで比較的見るようになってて、あまり専用ページは見てなかったかもしれない。
ーー 他の売主さんへの報告も含めて見てたということですか。
そうですね。
他のお部屋が売れてるか売れてないかよりは、私の家は最初からすぐに売れるとは思ってなかったので、他に私よりも先に売ってるお家がどういう報告を受けてるのかが知りたかったんですよ。
なので最初の頃はがんばってライブ配信を見るようにしてたんですよ。
1ヶ月ぐらい経つとこういう報告になるんだな。3ヶ月ぐらい経つとこういう報告になるんだなっていう。
広告承諾申請が来たらやっぱり嬉しい
ーー 話戻るんですけど、他の売主さんへの報告も見たいものなんですか。
そうですね。
ーー 逆に自分の家の売却を進捗をライブ配信で報告されるのは嫌ではないんですか。
うちは金額が安かったんで、ちょっと恥ずかしいかなって思ってたんですけど、でもあんまり気にならなかったです。
なので報告の動画はほぼ見てました。
ただ仕事中なので聞いてはいるけどちゃんと理解してない時もありましたけど、とりあえず聞いてはいました。
他の方がどういう報告を受けてるとか、もともとXのアカウントを持ってないのでXを見る習慣がなかったんですよ。なので、売る前までは全然売る仲介さんのXを気にしてなかったんですけど、たまたま売主専用ページを見た時に下にあって、広告承諾申請とかも全部載るんだと思って。
売り始めたら、広告承諾申請が来たら嬉しい。
でも1個来たらやっぱり2個ほしいし、2個来たら3個ほしいし、どれぐらい来ればいい状態なのかっていうのがわからなくて、Xを見たらそれが他の物件も全部出てるってわかって遡って、みんなどれくらい来てるんだとか、なんかそれを見てましたね。
ここなんか広告承諾申請いっぱい来てると思うと、マンション名入れて探してみたいな(笑)。
ーー 偶然から出来た仕組みもいっぱいあります。
最近インタビューをさせていただいて、そのインタビューを通して自分の考えが整理できることもたくさんあります。
結果、当社は何をしてるかというのを考えてみたら、家を売るって行為自体がおもしろいと思ってて、そのおもしろい体験を共有したいって思ったんです。
もちろん、高く売るっていうのが使命なのですが、家を売るのっておそらくほとんどの人が人生で一回。いまの日本だと二回売ったら多いほうだと思いますし。
とにかく家を売る行為っておもろいと思ってるんですよ。
めちゃくちゃ、おもしろかったです。
ーー 売る仲介の売却の仕組みは、売却という体験のおもしろさをMAXまで引き出す仕組みなんですよ。
いろんな情報をリアルタイムで売主さんに共有してるとか、YouTube動画で他の売却物件の進捗状況が見れたりとか。
自分の家は動いていないけど他の人の家は動いている、それを知れるだけでもおもしろく感じる時があるかもしれない。
一般的には全部ブラックボックスになっていて、そもそもこの不動産会社、この営業マンは信用できるんかな、から始まるんで、売却が始まって何の連絡も反応もなかったら、「もしかして悪いことされてるのかな」とか。
売却を頼む時にそれを考えるのが一番嫌でした。
そうならない不動産会社さんにお願いしたいなって思いながら。
ーー そうなんですよね。
グループLINEで流れてくる情報と、売主専用のページを眺めてもらっているだけでも楽しいと思うんですが、それ以外の他の売主の情報も見える。横の繋がりみたいなのが感じられるというか。そんな仕組みなんです。
こうやって売主さんにインタビューさせていただいたら、よく言われるのは「同じ時期に売ってた〇〇マンションを応援してました」とか「あのお部屋売れたらいいなと思っていました。私あそこの近くに昔住んでて」とか言われます。
おもしろいですね。
ーー 不動産会社から広告の承認申請が来て、そのあと「内覧をしたいです」という流れになったと思うんですけど、最初に通知が来た時のことってなにか覚えてますか。
いきなりだったので、びっくりしました。
ーー ちょっと時間がかかりましたもんね。
レインズに物件情報を載せたのが2月の頭で、19日に1回目が来たんですよね。
でも初回からそんな人が来ると思わなかったので。
ーー 内覧会が終わったら売主専用ページに動画とメモが更新されたと思うんです。
すぐ確認しました。
最初に来てくださったのが女性の方で、私としても理想的だったんです。
リフォームを前提にお家を探しておられてっていうので、ちょとだけ期待してしまいました。
ーー そうですね。
まずは自分の家を売らないといけない、という話をしてたので時間かかりそうってメモに書いたと思うんですけど、売れないと買えないと言っていたので。
そうですね。
そこがちょっとネックだなとは思いました。
ただ、来ていただいた買主さん像としては理想的だったので、この売り方で間違ってないんだろうなとは思いました。
ーー この時はお引っ越しされていまのご自宅にいらっしゃって、またここから毎週の報告が続いていくと思うんですけど、報告はライブ配信で毎回見ていただいていたんですか。
見てましたね。
売却価格を変更した理由
ーー その次は3月に内覧があって、それは買取業者が来たんですよね。
買取業者が来るとは思ってましたか。
あの値段では来ないと思ってました。
室田さんにお会いした時も、「950万円で買い取りは高いですよね」っていうお話をさせてもらってて。
でもその時室田さんは、いまちょっとわからなくなってるんで可能性はありますっていうのは言ってくださってて。
ただ、来ないだろうなって思ってました。
ーー 買取業者さんっていきなり内覧に来ないんですよ。ちょっと探りを入れられます。
最終的には登録してもらって一般のお客さんと同じ流れを踏んでもらうんですけど、買取業者さんは無駄な動きはしたくないんで、そもそも「買い取りOKか」を聞かれるんです。
「申込みをしてもらわないことには何とも言えないです」っていう話をしたら、見に行きますってなったんですよ。上の階がいい感じに売れたので下の階も買いに来ました、みたいな。
でも、今回は金額の問題ではなくて、買取業者さんには今のところは売るのを考えてないという。
そうですね。最初に室田さんにお会いした時からずっと、一般の方になるべく売りたいっていうのは言ってて。
ただマンション見てたら買い取りの流れができてるなっていう雰囲気はあるので、売らざるを得なかったら買い取りもっていう程度に考えてて、まずは一般の方に売りたいですって伝えていました。
ーー その後、結果購入される方となる買主が来た内覧会がありました。僕が内覧会に立ち会ったんですよね。
「この人、買いそうやな」と思ったんですけど、探し始めの人でした。探し始めっていうのは会話からわかるので、買うかもしれんけど時間かかるかも、と思った記憶があります。
内覧会後は特に動きがなくて、価格をを下げる・下げないという話が出ました。
下げようっていう話をしたのは私からでした。
ーー 「下げたほうがいいですか」みたいな話ですよね。
何かきっかけがあったんですか。
いえ、どちらかというと、前もって下げようと思ってたんですよね。
もともと950万円では売れると思ってなかったし、売ろうとも思ってなかったので、いずれは下げたほうがいいなっていうふうに思ってたんです。
「買取業者さんからの申し込みをお断りお願いします」って室田さんにお伝えした時の電話で、3ヶ月は一般の方に見てもらいたいってお伝えしてたので、3ヶ月経ったら価格を下げようと考えてますってその時点で言ってたんです。
なので、申し込みを断った直後くらいに、成約事例を送ってほしいってお伝えして室田さんに送ってもらってるんですよね。そこからずっとどれくらい下げようか考えてたので、3ヶ月経つころにまた連絡しようかなって思ってたらちょうど内覧が入ったので、その内覧の反応を見てから決めようって思ってました。
ーー 確かあのタイミングで同じマンション内の他物件で1,000万円を切ってる物件はなかったですよね。それでも下げようとと思ってたんですか。
同じように他のリフォームしてない物件も、、、確か1,100万円とかあったと思うんですけど、その部屋に比べたら本物件は安いじゃないですか。
高すぎる他の部屋と比べてもしょうがない気がしたんですよね。
売れないことはないだろうけどいつ売れるかわからない。ただでさえ、売れるまで長くなるだろうって思ってたので。
私もあのお家を買う時半年追いかけましたし。
ーー 購入時に半年も見ていたんですか。その半年間で価格は下がったんですか。
はい、どんどん下がりました。
980万円スタートで最終的に780万円です。
下がっていく過程を見ていたので、同じ鉄を踏みたくなかったんですよ。
それを見ていたので、うまくいっても半年、もしかしたらこれは1年以上かかる仕事なんじゃないかって思ってました。
なので自分のタイミングで売りたいと思ったら値下げを考えていかなきゃいけないなと。
ーー 最初の価格に比べたら大きな値下げをしていただいたんで、内覧会をしたら人来るだろうなと思ったら、前の人からさっと申し込みが入るという。
ちょっと売る仲介さんの申し込みのルールを確認してなかったんですけど、あの場合に買取業者さんは申し込みできるんですか。1回断られた買取業者さんは、もう1回買いたいって言うことできるんですか。
ーー はい、もうろんです。
売主さんに事情を説明します。以前に申し込みをお断りした買取業者さんから申し込みが来たとご報告します。
売主と買主がいて、仲介業者である当社は僕たちはその間に入る仕事なんですけど、金額じゃない部分、たとえば感情で相手を嫌いになるっていう場合もあって。
例えば最初に買取の打診をした時は700万円しか出せませんでしたけど、今だったら830万円までなら出せますとなったら、再度830万円で申し込みされる時もあります。
その場合は、内覧会に申し込まなくてもいいんですか。
ーー はい、以前に内覧いただいているんで。
当社のルールとして、内覧いただかないと申し込みできないようにしてるのは、内覧しないで申し込みされるとトラブルが起こるんです。内覧なしで申し込みが入って、契約日が7月25日にまとまったあとに、前日に物件を見たい、って言われたら売主さんは不安しかないじゃないですか。
なので、申し込みして条件がまとまったら、もう物件を内覧できないとお伝えしていますし、内覧しないと申し込めないですよ、だから申し込みする場合は購入するんですよって伝えています。すべては売主さんのためなんですよね。当たり前のことなんですけど。
当たり前に思うようなことをここまでルールで縛るってことは、申し込み後に売買契約が飛ぶのが不動産業界ではよくあるからなんですよ。
当社としてはきちんと契約したい。売主さんからしたら契約が飛んだか飛んでないかだけが問題で、すべては当社の責任。当社はそう受け止めるしかないので。
当社としてもどうしようもないこともたくさんあるんですが、うちもそれを避けるためにはそこでガチガチにするしかなくて。
今回の買主さんは前に内覧しているんで申し込みいただけたという感じです。
そういうことなんですね。
思っていたよりも早く届いた購入申込書
ーー 申し込みが入った時のことは何か覚えてますか。
さっきの話で言うと、買ってくださった方の内覧時のご報告を聞いて私もこれないなって思ったんですよね。
ないなって思って、すぐに値下げの話をLINEでさせていただいてたので、申し込み来ると思ってなかったのでびっくりしましたよね。
ーー 内覧して悩んで。もしかしたら他の物件も見に行って、買う状態になったかもしれない。
最初の内覧時はまだ探し始めで買う人じゃなさそうだと思いましたけど、そのあと営業マンが丁寧に対応して買う準備ができたところに値段が下がったんで、「これ売れますよ」って営業マンが連絡したかもしれない、というのが当社の想像ですね。
だから満額で申し込みしたと思います。
そうなんですね。
私としてはちょうど4月の終わりくらいになってたので、値下げをするならそのタイミングか、ゴールデンウィーク前がいいのか後がいいのかちょっと悩んでて。
なるべく早くお伝えしなきゃって思って、内覧してくださった方がもうないなって思ったタイミングですぐに値下げをって室田さんにお伝えして。
ーー 申し込みが入ってから契約までの間は長く感じられましたか。
契約まではそんなに長く感じなかったですね。
ちょっと買主さんを急かしてしまったかなって。
結果的にはタイミングがよかったっていうことですけど、私としては下げた途端に申し込まみいただいたので、ちょっと下げたせいで判断急かしてしまったかなって思っていました。
もしかしたらやっぱりやめますっていうこともあり得るかなって考えてました。
ーー 当社は、申し込まれたらすぐに契約したいのが本音なんですよね。
契約までが長くていいことは基本なくて。
とはいえ、お仕事されてたりとか、もともと入ってる予定がお互いあったりとかして、契約は1週間後くらいになることが多いんですけど、今回は1週間以上あって少し長かったので。
でもそのまま契約になったのでほっとしました。
ーー 条件がまとまって売買契約日が決まると、グループLINEでのやりとりの相手が田中メインになったと思います。
ぜんぜんスムーズでしたね。
LINE登録後はずっとゼロ仲介チャンネルを見ていた
ーー 田中の存在は知ってたんですか。
スタッフ紹介とかで知ってるんですか。
ゼロ仲介チャンネルも見てたので。
売る仲介チャンネルのホームのだいぶ下のほうにゼロ仲介チャンネルへのリンクが貼ってますよね。
こんなのもあるんだと思って、そっからゼロ仲介さんにいってるんですよ。
なので戻ってきた時点でLINE登録して、そこから査定をお願いするまでの間は割とゼロ仲介見てました。
ローンの話がすごいおもしろくて。私買う時、ぜんぜん勉強してなかったなと思って。
みなさんすごい勉強してますね、こうやってお家って買うものなんだなと改めて思って見ていました。
ーー 田中とのやりとりはほぼLINEでしたか。
そうですね、とにかくわかりやすくてLINEはよかったです。
ーー 僕も自分が売主になった時を考えると、そもそも電話したくなかったんですよね。LINEでもいいなら、LINEがよくて。
記録に残したほうが、お互いいいなと思っています。
そうですね。
私も銀行さんに行った時に、田中さんからいただいたLINEをそのまま見せました。
自分でも理解できていない内容を、よくわかっていないまま銀行さんに伝えなきゃいけないっていうプレッシャーもありました。
ーー これを見せてくださいって書いたほうが早い時もありますよね。
当社は4人がグループLINEに入ってるんで返信漏れがないんですよ。
直接やりとりしていない当社のスタッフも、やり取りを読んでたらいまどこまで進んでいるのかってのがわかるので。
契約が決まったので後はもう全部田中さんで他の人はみんな次っていうんじゃなくて、ちゃんと最後まで既読4がつくのが嬉しかったです。
ーー そう考えると室田とのやりとりは少なかったですか。
でも私は売る仲介さんはそもそも会わずに進められるシステムだと思ってたし、そんな中室田さんには2回も来てもらってすいませんって思いました。
そういえば、価格を決めないと媒介契約はできないんですか。
ーー できないです。
正確に言うと、媒介契約日と価格と署名、この3つが初めて揃って契約書類として完成します。
例えば、、、売るのは決めた。金額も決めた。でも売るの少し先なので日付だけ空けておいてくださいという場合もあります。
逆もあって、価格だけ悩んでるんで○月○日までには決めるので、価格は空けて日付が先に記入してっていう場合もありますし。
先に媒介契約もできたんですか。
ーー できますけど、専任媒介というのを結ぶとレインズに1週間以内に載せないといけないんですよ。このルールを守るので媒介契約日の記入は一番最後になります。
売却は決まってるけど、準備ができたら日付だけ入れますねっていうパターンが多いです。
最初に来ていただいた時に、価格は後回しでもいいと思ってたので、媒介契約を進めるのかなって思ったら室田さん進めなかったんで。
ーー そういうことですね。
その場合、署名をいただいてしまうと、レインズに載せないといけないんで、レインズ載せる=金額も決める=売り出す、なんで。
当社は全部準備してからレインズに載せたいので、お待ちすることが多いかもしれないです。
逆に2回も呼んでしまってすいません。
ーー 内覧会に立ち会ったりするのも、誰が立ち会うかはなんとなく決まっています。
エリアで決まってるんですか。
申し訳ないなって思ったのが、最初、売るっていうことに対しての不安はあるじゃないですか。
不安がありながら室田さんに相談してて、決断して「売却お願いします」って室田さんに言って、それで契約決まってよかったって思ったテンション高い状態で田中さんに向かって「ありがとうございます」っていうのがなんか申し訳ないなと。
室田さんにもきちんとお伝えしたかったなと。
内覧会予約をキャンセルされるのが怖かった
ーー お引き渡しもトラブルなく終わって、振り返っていただくと、当社を知ってからかなり長いじゃないですか。
ここはちょっとな、って思った時ありますか。こうだったらいいのにとか。
自分の性格に合わなかったなって思ったのが内覧会。
初回の内覧会で1組見てくださいましたけど、あれ最初2組入ってたじゃないですか。それが直前にキャンセルになって、それがめちゃくちゃ怖くて。
日曜日に内覧会があって、たまたま金曜の夜に専用ページを見た時にキャンセルっていうのを見て、そっから日曜日の内覧会までがめちゃくちゃ怖くて、もう1組もキャンセルになるんじゃないかっていう。
それが唯一売却をお願いした期間で唯一怖かったです。
ーー キャンセルになるのが怖い、とはどんな感じだったんですか。
もともと来ないって思ってたものが来たから嬉しかったんでしょうね。しかも2組も最初入って思ってもみなかった。
内覧会できるって思ってたものが、本当にキャンセルってあるんだと思って。もしかしたらもう1組もなくなるかもしれない、内覧会自体がなくなるかもしれないっていう怖さでした。
そのあと、前川さんから2回目の内覧会をっていうLINEをいただいた時に、ちょっと内覧会合わないと思うってお伝えさせてもらったと思うんですけど、その時はちょっと物件が合わないって言ってましたけど、正確に言うと私が耐えれないと。
2週間に1回これ続けるの無理と思って、すいません。
ーー 内覧する側はかんたんにキャンセルしてくるんですよね。
かんたんに申し込んでくるし、かんたんにキャンセルしてくるんですよ。
内覧に来る人は2つのパターンがあって、買いに来る人と見に来る人です。
見に来る人はかんたんにキャンセルしてきます。そして見に来ただけなので、滞在時間も短い場合が多い。
だから見に来る人の内覧ははすぐ終わったりします。5分とか。わかりましたってすぐ帰るとか。
そんな感じで見に来るんですね。
ーー そうなんです。お家探しって、みんなそんなものなんで。
私は自分が買った時に半年間追いかけてたという経緯があるので、もうずっと見ててここを買うって決めて、問い合わせてるのでキャンセルされるんだっていう。
ーー 例えば、内覧会は2週間後、内覧会に申し込みしたけどその間に別の物件を申し込みしたのでキャンセル、という場合もあります。気にはなってたけど、別の物件を買います、ってなって内覧階をキャンセルされるとか。
でも気になってたら内覧会には行きたくなりませんか。
ーー そうなると、売主さんが出来ることは絶妙な価格設定にしてもらうしかないんですよね。
高すぎたらどれだけいいマンションも見に来ないです。少なくとも買いに来ないです。
ちょっと見たいはあるかもしれませんけど、だから築浅でいい場所にあっても相場より高すぎたら全然来ないです。
高すぎると、買うっていうことに対して現実味がないですもんね。
お二人の心遣いにすごく感動した
ーー そんな状況でも付き合う客付営業マンは存在するので、「見に行きたいです」「わかりました、1回見てみましょうか」っていう人たちが集まると、内覧会に人がいっぱい来ても売れません。
それでもキャンセルされたらやっぱり嫌ですよね。
当社もキャンセルを売主さんに伝えるのもやっぱりちょっと心苦しいです。期待されてただろうな想像しますし。
でも怖かったのは本当にそれだけです。
逆にすごいなって思ったのが、鈴木さんが「今後は業者さん案内しない方がいいのかな」って室田さんに聞いた時に、それは私が業者さんに売りたくないっていうことで、業者さんを案内するのを不満に思ってると思われたのかなって思ったんです。
それはそれで嬉しかったんですけど。
それに対して室田さんが割と即答気味に「いや、、、」って否定して「案内しましょう、ご報告しましょう、そのほうが売主さんにとって参考になるから。」っていうのを言葉としてすぐに出てきたのがすごいなって思って。
コストの話でいうとあんまりそういうことを本当に考えてないんだと思って。
普段から安い物件へのコストとか、そういう発想で仕事してたら、もうちょっと躊躇すると思うんですよ。それを見ててすごいなって思って。
ーー そうですね。そういう意味でいうとコストの計算をすごく細かくしてるわけではないんです。合うだろうな、とかそのレベルで。
遠くて価格の高くない物件の依頼を受けて、立ち会いに何回も行って、結果費用倒れになるみたいなことが起こるかもしれないけど、でもこのあたりは経験値とか勘しかないんですけど。
できると思ったら依頼を受けたほうと思いますし、売主さんは売りたいじゃないですか。しかも、この小さな不動産会社に問い合わせるのは勇気がいると思ってるので、無下にしたくないのもあります。
ただ、単純に収支が合わない場合は断るしかないんですけど、そうじゃなければなんとか依頼を受けたいなって。
あとは、あのタイミングではたしか京都の物件をやってなかったと思うんで、ひさしぶりに京都の物件を売りたいなとか思ってしまって(笑)。それを利益率30%残らないとやらないとか、そんな感じだと当社がおもしろくなさそうなのを売主さんが気づくというか。
顔と名前を出していろいろやってるのは、悪いことしてないの裏返しだと思っているんですけど、ホームページに書いてることと、YouTubeで喋ってる感じと、ライブ配信の方向性がぜんぶ違っていたら不安になりませんか。
YouTubeを見ている人って全部見ていると思ってます。
100人いたら100人に受けることはないけど、100人いたら10人に受けるなら成り立つ仕組みなので。
私が売る仲介さんのYouTubeをずっと聞いてられるのはそういうことなんだと思いました。
最近ちょっと雑談が減ってますけど、最初のころは割と雑談が長かったじゃないですか。
すごいなって思いました。
なかなか一緒に仕事してる人と喋ることない。
毎週この時間に30分も喋るってすごいなって。
ーー よく考えたらこのライブ配信のターゲットは売主さんやなと思ったんで、売主さんが自分の家のことを考えてもらってるって感じてもらえるかどうかだと思ったら、別に雑談いらんかなと思い始めて。
雑談を売主さんのパートでしたほうがいいだろうし、できれば自然に雑談になるのが聞いてて売主さんからいいだろうなと思ってるので。
絞ったターゲットに確実に届いてると思うんで。
ーー 売却を依頼していただいたら、あなたのお家を高く売ろうとする仕組みですし、そのためにどこまでも情報を共有する仕組みですし、もっと言うと他の人の売却情報も見れてしまう仕組みなんですけど、外から見てるだけだとこの仕組みのおもしろさは感じられないんですよ。
おかげさまで楽しかったです。
ーー 楽しかったっていただけるのは嬉しいです。
売却は楽しいとやっぱり思ってるんで。
本当に楽しかったです。
ーー 依頼いただいてありがとうございました。
こちらこそ。売却を受けていただいて嬉しかったです。
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