インタビュー日時:2024年4月6日
ここがよかった、売る仲介。
- ① 徹底した情報共有とコミュニケーションの透明性
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- 毎週の動画での報告により、進捗状況が常に把握できた
- 内覧会の様子を動画とメモでくわしく共有してもらえた
- グループLINEでのやり取りにより、売主と不動産会社の全員が同じ情報を共有できた
- 電話連絡に頼らないLINEでのコミュニケーションが、仕事をしている売主にとって非常に便利だった
- ② 売主に寄り添った専任制の姿勢
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- 片手取引(売主の専属仲介)に徹することで、売主の立場に立った対応が実現
- 担当者が固定されており、誰が来るかわからないという不安がなかった
- 契約不適合責任免責での販売など、売主の希望に沿った売却方法を提案
- ③ 信頼関係を築くための情報公開
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- YouTube動画を通じて会社の考え方や方針が事前によく理解できた
- 他物件の売却状況も含めて包括的な情報提供があり、自分の物件だけが特別扱いされているわけではないことがわかった
- 売却活動の状況を隠さず公開することで、不信感を持つことなく任せられた
くわしい成約事例のデータはこちら。

売却活動の理由は死ぬまで安心して住める家を探したい
ーー 時系列に沿って聞いていきますので、思い出していただけたら嬉しいです。
お家を売却しようと思ったきっかけは何がだったんでしょうか。

あのマンション、築30年になろうとしているところだったんですけど、借地上のマンションだったということがあって、普通借地なので更新はされるだろうなと思いながらも残りが30年だったんです。そのころにややこしい話になったら、もし住んでいても自分は歳で対応できないと思ったんです。
死ぬまで安心して住めるんかなって思い始めて、それはもうずっと前からなんとなく。
あと30年って言ったら私も90歳近いので、ややこしい話になる可能性があるじゃないですか。そうなった時に何も対応できないなと思って、死ぬまで安心して住める家を探したいと思ったのが最初です。
ーー ちなみにあのマンション、居住者は年配の方が多いんですか。
そうです。
駅からも近くて、近くに商業施設もあったりとか1階・2階にクリニックが入ってたりとかして。なので、住んでる人も高齢になってくるし、新しく入ってくる方もやっぱり若い方は少なくて、あんまり子供の顔を見なくなったなという感じだったんですね。
100世帯ぐらいあるマンションでいろいろ問題が噴出してきて、管理会社がちゃんと見てくれてなかったっていうのもあって、管理費が全然足らんくなってたりとかそういう問題もあったりとか、設備的なものも老朽化してきていろいろお金がかかるとか、いろいろ面倒くさい問題が持ち上がってきてて。
もともと主人と「公園の前のマンションとかいいよね」とかを話をしていて、なんとなくマンションとか見てたら気に入るところがあって思い切って買っちゃったんです。
ーー 長い期間、探していらっしゃったんですか。
そうですね。
私が仕事で新築マンションに関わることがあったので、マンションギャラリーとかオープンすると広告とかが普通に入ってくるじゃないですか。前が公園やし駅近いしいいいなとか思って決めちゃったんです。
無理に引っ越したいと思ってたわけではないんですよ。
なんとなく不安に思ってたところに気に入るのがあったから買うことにしました。
ーー 新居は新築マンションなんですよね。
新築マンションです。
完成が1年くらい先で、2022年10月ぐらいに見に行って、2023年8月末の引き渡しとか、そんな感じです。
あのマンション、貸すも一瞬考えたんですけど、面倒くさいことが理由で引っ越そうと思ってんのに持ってたらさらにまた面倒くさいかなと思って、もう売ることに。
資金繰りの関係もありますけど。
ーー そうなると、、、新居が完成して引っ越してから空家にして売る、もしくは完成時期がわかってるんでそれに向けて居住中で売る、のどちらかになると思います。
そこは売る仲介さんに問い合わせたような気がするんですよ。
「いつくらいから売却活動したらいいですか」みたいなことを聞いたような気がするんですけど、そしたらもう明快に空家にしてから売ったほうがいいっていう話でした。
実際にローンも残ってなかったので急ぐ必要がないといえばないなというのと、仕事もしているので住んでるところに見に来られるの負担やなって思っていたので、私的にも空家にしてから売るで納得しました。
ーー お家を売るのは今回が初めてですか。
もちろん初めてです。
一番最初はネットで「マンション 売る」とかで検索しました。
Googleで検索したと思います。
もうはっきりとは正確には覚えてないですけど、そうやと思います。
ーー それで検索するとお役立ち記事みたいなのがたくさん出てくるような気がするんですが、そういうのを読まれたんですか。
あんまり読んだ記憶ないです。
もしかしたら少しは読んだかもとは思いますけど、本当に最初の一瞬だけです。
何かしらの知識を得たら、結局担当者が大事ってどこでも書いていて。
でも何も準備なしに不動産会社に行くとわかんないので、それって運よなとか思いながら考えてたような気がします。
売る仲介さんとの最初の接点がYouTubeだったのか、ホームページだったのかがはっきり思い出せないんです。
もしかしたら検索で「マンション売る仲介業者」とかそんなんで検索して、まさに売る仲介さんの名前が出てきたのかもしれないです。
口コミっていうか星が評価で星が出るじゃないですか、それが満点だったので開けた記憶があるんですよ。
ーー ホームページを開いた。
そうですね、そこでホームページを開けたんです。
だからGoogleでの検索が先だったのかもしれないですけど、どうやって動画に行き着いたのかがちょっと思い出せないんですよね。
それと同じくらいで、動画を見始めてたと思います。
住宅ローンに精通する田中の姿勢が好印象
ーー 普段からYouTubeってそもそも見られるんですか。

その当時はそんなに見てなかったんですけど、マンションを売るのを決めて、その知識を得ようと思ってYouTubeは見始めました。
売る仲介さんの動画にはまってしまったんで、ひたすら見てたんですよ。
それと売る仲介さんの動画とゼロ仲介さんの動画も見るようになって。
私が住宅ローンの仕事をしているので、田中さんのおっしゃってる内容ことがすごく私の中で好感度が高くて(笑)。
もうそこで信用できる会社やと思いました。
ーー 売る仲介チャンネルもゼロ仲介チャンネルもびっくりするくらい雑談な気がします(笑)。
その感じがなんかいいんです。
見てる人によってニーズは違うと思いますけど、私は全然よくて。
私は自分の会社のローンのことしかわからないので、だからすごい納得できるところと、初めて知る知識もあって。
例えば、ろうきんさんの話とかは私も全然接点がなかったので、そうなんやとか。
ーー 確かに住宅ローンの人は、あまり他行のことは知らないじゃないですよね。
あんまり知らないですね。
営業は不動産会社さんを回っていろいろ他行情報も仕入れてきて勉強してると思うんですけど、私は事務なのでそこまで知識が広がってないんですごく勉強させていただいています。本当にありがとうございます。
ーー YouTubeチャンネルを見つけていただいてからお問い合わせをいただくまでの期間はどのくらいだったんですか。
マンションの契約をしたのが10月半ばぐらいだったと思うので、2週間くらいですかね。
私が本当に全然迷いなく御社に行き着いた感じがして、最短距離ぐらいの感じで見つけたと思います。
すごい信用できると思った瞬間からは他の不動産会社に行くことを私は考えていなくて、主人にも納得してもらいたいと思って「動画、おもしろいから見て」って言って。
ーー 確かご主人さん単身赴任されてるんですよね。
マンションの名義は、、、。
名義は私なんです。
ーー そうですよね。
そうなると基本的に売却は100%ご自身で手続きするものなんですか。
一応全て相談はしてるんですけれども、基本的に私のものだと思っているし、実際手続きとかも自分の名義だから私がするし、主人よりは私のほうがこの住宅に多少関わってるっていう意味もあって、自分でやるつもりで全然いました。
ーー 先ほどの話でいくと、信頼できそうと思ったので、他の不動産会社は探さなかったって仰っていたんですけど、YouTubeを見ていてそれを思われたんですか。
1つは、さっき言ったみたいに田中さんのお話がすごく私の中であるあるという感じだったんです。
おっしゃってることがすごく信用できると思って、御社のことが信用できると思ったんです。
ーー 田中さんから入られたの、初めてのパターンです。
初めてですか。
うまく言葉にできないんですけど、中にはちょっとしにくい話もあるのに、田中さんは言えることをすごく誠実に話してると思ったんです。
ーー あります。
当社に聞いて来ないでほしいっていう質問もいっぱいあります(笑)。
それが伝わる感じがすごくよかったんです。信用できると思ったんですよね。
あとは、一番最初に大事なのは担当の営業マンやってのは私の中で一番ものすごく納得していて、絶対室田さんが来てくださるじゃないですか。だから余計に信用できると思いました。
他の知らない人が来ることがないっていうか、弟子みたいな人が来ることもないというのもすごく大きな安心材料の1つだったんで、だからそれ以上は迷う理由がなかったんですよ。
だから会社として誠実にやっておられるっていうのと、担当者が信用できる感じの人だったら、もう他の不動産会社で博打する必要なくないですか。
査定が動画で送られてきて驚いた
ーー 最初にアンケートを答えていただいて、査定をしますという流れになったと思うんです。
YouTubeを見て話しかけていただく短いと思うんですが、マンションの査定も初めてだったんですよね。

初めてです。
ーー 査定が例えば動画で来るっていうのはご存じでしたか。
知らなくて、びっくりしました。
動画で、とは書いてましたけど、本当私だけに喋ってくれる動画やったんやってびっくりしました。
ーー 最初から当社が信用できると思われてお問い合わせいただいてるんですけど、売却の仕組みは理解されてたんですか。
理解はしていましたし、そこもすごく大きかったです。「私だけに向いてくれるっていうことだよね」と思って、それめっちゃいいやんと思いました。
だからポイントとしては、田中さんでハマって、担当の室田さんで決まるっていうのと、私のためだけに動いてくれる会社っていうので3つ。
ーー 仕組みはご存知で話しかけていただいたんですね。
どちらかというと他社のホームページは両手も片手も書いてなくて曖昧じゃないですか。
両手取引があるっていうのは仕事上でわかってはいました。
売り買い同時に決済してはるっていうのは見てるので。
ーー そうですよね。
話を戻して、査定動画を見られた時のことってなにか覚えてますか。
室田の査定は過去の成約データから見る相場の査定額があって、グラデーション的に何%足したらいくら、という査定です。
あの査定額は予想していたくらいだったんでしょうか。
予想していた金額よりかは安かったと思います。実際にその時に売りに出ていた他の部屋はもう少し高い値段で出てたんだと思います。
売りに出てるけど、結局いくらで売り買いが成立したのかがわからないなと思ってて。
検索して見てるだけではいくらで売りに出てるっていうことしかわからなくて、結局いくら値引きしたんかってのがわからない。
だから高く出てるけれども結局これくらいでしか売れてへんねんやっていう感じで受け取ったんです。私の知りたかったことがあの動画で説明いただいていました。
ーー 当社を調べてお問い合わせいただいたのと並行して、ご自身のマンションの他の部屋がいくらくらいで売れているかも調べられてたんですね。
マンション名で検索したら、売り情報があったらSUUMOとかが出てくるのでそういうのは見てました。
ーー ということは、売ってる金額は把握したけど、いくらで売れてるかまではわからない。
当社の査定動画ではいくらで成約しているのかがわかった。
そうです、実際に売れた金額で説明してくださってるのでなるほどなるほど、と。
売りに出てる金額で夢持ったらあかんなと思いました。
室田の印象は出来る営業マン
ーー 次の流れでいくと、室田が訪問させていただいたと思うんです。

そうです、私が直接質問をしたかったから。
ーー リフォームしてるので中を見てほしいというご依頼をいただいて。
リフォームによって査定金額に大きく開きが出てきたりするものなのかっていうのがわからなかったので、もともと3LDKだったものが2LDKになってるし、みたいな。
間取り変更したのが影響して、最初から査定額下がるんだったら下がるつもりで聞いておきたかったので、中を見てもらいたいと思いました。
ーー 室田がお会いしに現地に行って、確かご主人さんが単身赴任から大阪に帰られる時にお会いしたんですよね。
はい、1月だったと思います。
ーー 室田に会った時の印象は覚えてますか。
動画で見てるとみなさんちょっと印象違うみたいな感じでおっしゃってる方が多いような気がするんですけど、私はそこまでのギャップは感じなかったんです。
YouTubeの動画は別にお客さんと喋ってるわけじゃないじゃないですか。
お会いしたらすごい声のトーンが変わったとかそういう感じでもなく、やはりあの淡々と話される感じはそんなに違和感はなかったんですよ。
すごく感じのいい、でも卒のないというか、できる営業マンさんっていう印象でした。
ーー 実際室田に部屋の中を見てもらったら、悩んでた不安は解決しましたか。
そんなに査定額に影響しないっていうことを言ってもらったような気がします。
ーー ご主人さんが1回帰って来られて、この会社に売却を依頼するかもしれないとかっていう話はしてたんですか。
それは室田さんに来ていただく時にはもうお願いするのは決めていて、主人もそれでいいって言ってました。
ーー その後、新居の完成を待ちますと。
それとうちは単身赴任なんで片付けをほぼ自分でしなあかんと思ってたのと、急ぐ理由もないのでぼちぼち片付けよみたいな。
8月末に引き渡しだったんですけど、年内に引っ越しして空家にできたらいいなくらいの感じでやってました。
YouTubeでの定期報告は少し気恥ずかしい
ーー その間も当社のYouTube動画は更新されたと思います。
例えば、当社が受けて売却をしている物件の報告がアップされたと思うんですけど、ご覧になられていましたか。

もちろん見てました。
うちのマンションもこんな感じでみんなに見てもらうのかあ、、っていうちょっと気恥ずかしい感じが。
ーー あの動画は毎週アップされます。
売れたら報告がなくなって、売れなかったらずっと報告がアップされるんです。
まだ売ってんねんやって思ってた物件もありました。
芦屋のほうに高額の物件がありましたよね、やっぱり高いと難しいんやな、とかそんな感じで見てました。
ーー 中にはすぐ売れる物件もあって、これはすぐに売れたんだと。
やっぱり人気のエリアはすぐやなとか、関東とかはすぐに消えていきますよね。大阪でも北摂とかだったらすぐ消えたので、やっぱり人気あるエリアははっきりしてるんやなみたいな感じで見てました。
古すぎるとか、高すぎるとか、なんでも過ぎるは売りにくいんかなっていう感じで、やっぱりお客さんが少ないってことですよね。
ーー そうですね。
過去の成約事例から売れる金額まではわかるんですけど、どれくらいの期間で売れるかまではわからないんですよ。
人気があるといますぐ欲しい人がいっぱいいるんですぐ売れるんですけど、需要が低いと売れるまでに半年・1年かかったりします。
動画をずっと見ていって、自分が売るってなった時に時間がかかる可能性がある覚悟を持つのに必要な動画だったというか。
ーー やっぱりその間もご覧にはなられてたんですね。
趣味のように見てました。
見てない動画ないかな、と探すぐらい見てました(笑)。
ーー 実際、自分の家の売却が始まると、あの報告一覧に自分の家も並んで報告されるんだなというのがわかっていて。
ちょっと気恥ずかしい感じですね。
ーー そもそもあの動画を公開しなくても会社内であの会議というかあの話をするんです。
僕が売主だったら、その話をそのまま教えて欲しいなと思ってしまったんです。
で、行きついた答えが、話してるのをそのまま流すだったんですね。めちゃくちゃ言葉が詰まる物件もあるんですけど、それすら僕がその物件の売主だったら知りたいなと思ってしまって。
改まって動画にわざわざ取るとやっぱりちょっと構えてしまうというか、いいこと言わなあかんという嘘くさい報告になったりするな、と思って。
そういう感じがとても私の中でハマったんだと思うんですよ。
誠実にされているって思える1つだなっていうか、すぐ売れたらいいですけど、動画でしゃべりにくいやつもあるでしょうし、なかなか売るのに時間がかかっている案件も、公開するってなったらあんまり積極的な気持ちになれないんじゃないのかなと思うけど、そこをちゃんとされてるっていうのは好感度の上がる1つのポイントではありました。
ーー 需要が高くないので1か月か2か月に1度しか内覧がない、どうしようもない、売主のせいでもない、当社のせいでもない、単純にいま市場がそういう状況なんだったとしたら、僕が売主ならそのまま伝えてほしいなと思って。
私ももしそうだったらそういうふうに言ってもらいたいです。
自分を納得させるために必要かなと。
ーー あの報告の動画、売れた物件と売れてない物件が交互に来る時の、僕らの喜怒哀楽の差が激しすぎますよね。
あれは何の順番なんですか。
ーー あれは売却の依頼をいただいている順なんですよ。
最初が最新の物件です。
私のマンションがトップに出てきて、「急に来た!」と思って(笑)。
ーー そうなんです。
あの動画を淡々とアップしつづけるのは、売却の依頼を受けた当社の使命というか、売主さんからしたら知りたい話だろうし、ちゃんと本当のことを伝えてくれる不動産会社だと思っていただいてるはずなので。
そこは売却をお願いする前にすごく期待した箇所です。
売り出し価格は査定額の真ん中に決めた
ーー そして、引っ越しのタイミングがわかったんでご連絡いただいて。
少し期間が空いたので再査定をさせていただいたら、確かちょっと価格が下がったんですよね。

そうなんです。
直近ですごく安く成約したところがあって下がりました。
ーー 売れた事例で1つ安いのが出てきてしまったので、査定しなおすと100万円くらい下にずれた。
あのお部屋の事例はご存じだったんですか。
知らなかったです。
ーー ただもう日付的には売り出すのが確定してて。
売出価格はどのタイミングで決められたんですか。
室田さんが査定してくださった真ん中のところくらいかな、と考えていました。
売れなかったら下げないといけないだろうと思っていて、でも仲介手数料とか諸費用を払っても手元に1,200万円は欲しいと思ってたんですね。
だけど最初からその値段で出すと下げないといけなくなるかもしれないから、そこまで下げずに出したいなって、室田さんに来てもらった段階ではそれくらいしか考えてなかったんです。
1,330万円が真ん中くらいだったような気がするんですけど、その時室田さんが「1,380万円でも印象はそんな変わらないですよ」って言っていただいたんで、じゃあ1,380万円でっていう感じです。
ーー 売出価格が決まったらグループLINEがその場で作られたんですよね。
ちょうど年末でこれから不動産業者が休みに入るので、1回目の内覧会は年明け、少し先にしましょうみたいな流れでしたよね。
レインズに物件情報を掲載したら、いよいよ自分のお家が売り出されます。自分のお家が売り出される時の感覚ってどんな感じなんですか。
割とそこは淡々とというか、予定してた通りに進んできたくらいの感じでしたね。
写真をすごい綺麗に撮っていただいてて、私も掃除をした後に記念っていうか、記録を残すために自分でも写真を撮ったんですけど、全然違う、室田さん、かっこよく撮ってくれてはるなと思って。
ーー 媒介契約をいただいて売り出すまでの間に、ライブ配信での報告が始まっていたと思うんですけど。
嬉しかったです。
これが噂の、みたいな(笑)。
ーー お仕事柄、ライブで見ることはないんですよね。
ライブでは見れないんで、LINEに貼っていただいた、ライブ配信を切り抜いていただいた動画を木曜日のお昼休みに聞いてました。
ーー なるほど。
自分の家について僕と室田が喋ってるというのは、やっぱり変な感覚なんですか。
ちょっとドキドキする感じ。
残念なお知らせがあったりせえへんやろか、っていうちょっとネガティブな感じを思ったりとか、でもこれを毎週やってくれるってすごいいいなとかって思いながら。
ーー それと同時に売主専用ページでも情報が共有されました。
あのページはそもそもご覧になられてるものなんですか。
もちろんです。
ーー 確か、グループLINEにはご主人さんも入っていらっしゃいましたよね。
そうですね。
入っています。
リアルタイムの通知を心待ちにしていた
ーー 売り出しが始まったら他の不動産会社からの広告の承諾の申請と、内覧会への参加申し込みという通知が2つリアルタイムで届き続けたんですけど、届いた時のことって何か覚えてますか。

通知が来たらホッとするっていうか、ゼロってことはないだろうとは思ったんですけど、通知が来るまでの間は「来えへんかったらどうしよう」って。
来ても1社とかだけだったら、そんなにこのマンション人気ないのとか思うじゃないですか。人気の度合いがわからなくて、そんなにすごい人気のある物件とも思ってないですけど、どの程度なのかがわからないのですごい心待ちにしてる感じでした。
ーー 単身赴任されているご主人さんもグループLINEに入ってらっしゃって、通知はリアルタイムで受け取って、更新があったというこのページにも見ていただいていて。
そうです。
主人は主人で見てました。
ーー 今回、初回内覧会の参加は3組だったんですけど、「内覧会に申し込みがありました」という通知がグループLINEに届いた時のことは何か覚えてますか。
よかったと思って。
誰にも内覧してもらえへんかったら話が進まないんで。
時間が経てば経つほど余計に人の集まりが悪くなるだろうと思ってたので、1回目に見てもらえる人がいててよかったと思って。
ーー 内覧会2回目・内覧会3回目になったら1回目より参加人数は下回ることがほとんどなので。
とりあえず3組でも全然来てもらえてよかったという感じです。
本当に時間かかる可能性も十分あると思ってたので、そこは自分に言い聞かせながら、焦らないようにしようと思いながら。
ーー 毎週の報告は、売主さんへ向けて動画で報告しています。
体験して改めて思いましたが、すごいよかったです。
こういう動画をいただけなければちょっと寂しかったと思うんですよ。
気にしてもらえてるとか繋がってるとかっていうことを実感できる1つ、一番大きなところだったと思うので。
他の方の報告とかもそれまでもずっと見てるので、自分もしてもらえると思ってるじゃないですか。
報告書みたいな文章じゃなくちゃんとお話してもらえる、話しかけてもらってるぐらいの感じなので、それはやっぱり気にしてもらえてるっていうのがちょっと嬉しかったりとか、心待ちにしてる感じはあります。
ーー そうですよね。
実は僕たちもドキドキしてるんですよ。
「売れるまで長くかかってもいい」ておっしゃる売主さんもたまにいらっしゃるんですけど、早く売れるに越したことないじゃないですか。
売却の依頼を受けている当社も早く売れるに越したことないと思ってるんですね。
だから初回内覧会までの動きはめちゃくちゃ気にしてまして。
これまでのデータから、初回内覧会の数字が多いか少ないかはわかるので、もし芳しくなかったら苦戦しそうだと思っておいてもらったほういいなと思ってますし。
それは言っといてもらいたいです。
本当に心の準備があるので。
ーー 初動がいい数字、っていうのもわかっていただいたほうがいいと思いますし、多いか少ないかわからないまま内覧会当日を迎えるより、「多いんや」って思っていただくほうがいいなと思っています。そのあたりを動画ではお話することが多くて。
たくさん内覧会に申し込みがあるとか、買取業者さんも来てるとか、もっと来ると思ったけど来なかったりだとか、そういう話をしています。
気にしてもらえてる感じがすごく安心するっていうか。
ーー 他の不動産会社から広告の承諾通知があって、売却が始まったタイミングからの売主専用ページの下のほうに、ライバル物件のデータと他社さんの広告リンクが貼られたと思うんですけど、ご覧になられてましたか。
見てました。「これ便利」と思いながら見てました。
どういうふうに載せてくれてるのかっていうのも気になるので、この不動産会社さんすごい写真いっぱい載せてくれてる、とか、ここはマンション名だけ?なんで?この違いはなに?とか思いながら。
ーー 同じマンションの他の部屋がライバルだと思うので、他の部屋が売れたのかどうなのか。特に他の部屋が価格改定をしたら売主さんは知りたいと思うので売主専用ページにまとめています。
ずっと売れてなかったら、値段どれぐらい下げる。とか考えないといけないので、他の部屋の売却状況はすごい気になりました。
同じあのマンションで物件がいっぱい出てきたらどうしよう。とか。
内覧会動画はわかりやすかった
ーー 内覧会当日のあの時間は新居にいらっしゃったんですか。

仕事の日だったような気がします。
ーー 終わったら、「終わりました。またまとめて整理してご連絡します」とご連絡して、夕方くらいには売主専用ページに動画とメモをまとめて貼りました。
楽しみにしていて、見れるタイミングですぐ見たと思います。
動画も何回も見ました。
ちっちゃい子来てるな、とか思いました。
ーー メモと動画の見た目を照らし合わせながら、この人たちか。みたいな。
そうですね。
内覧会の動画とメモはスマホで見てたので、人物像までがよくわからなかったなんですけど、とりあえずちっちゃい子がいてるなってのがすごい印象に残っていたのと、みんな小上がりの下が気になんねんなっていうのを動画を見ながら思ってました。
質問の内容とかも、自分が中古のお家に住んだことがなくて。もともと実家から新築マンションに移って、また今回も新築マンションなんで中古の物件を見るっていうことがなかったんで、自分やったらどこ見るんやろう?とか思いながら見てました。
ーー 動画を見て、メモを読まれて、買いそうな人っていましたか。
わかんないですよ。
全然わかんないです。
でもコメントで1組目の人のメモに「めっちゃいいやん」って書いてくれてるので、めっちゃいいやんって思ってくれた!ってすごい嬉しかったです。
動画での報告はよかったです。
ちゃんと見てくれているっていう感じもわかりますし、1人すぐに帰ったじゃないですか。動画とメモで、なるほどこんな感じね。っていうのがよくわかりやすかったですね。
ーー 全員が全員しっかり30分見るってことはどっちかというと稀で、来て5分で帰る人もいれば、なんならキャンセルになる人もいます。
私はどっちかいうと悪いことも聞いておいて心の準備をしたいタイプなんで、なんでも聞きたかったですね。
なんならもうこっそり盗聴器でも仕掛けたいぐらい(笑)、なにを喋ってるかは気になります。
ーー そうなると、立ち会った当社のスタッフのメモでそのままできる限り状況を共有するのがいいんだろう、と。
なので、売主さんが内覧会の場にいなくてもいるかのような状況をなんとか作れたらいいな、というのであのかたちになったんです。
すごくありがたかったです。動画とメモがリンクして想像できるっていう感じがすごいわかりやすかったです。
ーー ちなみに当社に依頼をいただいて内覧会があるまで、もしくは最初に話しかけていただく時、こういうので共有されるって知ってました?
そこまではわかってなかったです。
ーー もうちょっとアピールがんばります(笑)。
内覧会後に申し込みが入ったと思うんです。内覧会が2月3日、その日のうちに申し込みが入りました。
価格交渉のない申込書が届いた
次の日にグループLINEで「申し込みがありました」というのが室田から連絡があったと思うんです。次の日が日曜日だと思うのでお仕事ではなかったと思うんですけど覚えていらっしゃますか。

はい、覚えてます。
主人が先に気づいて、大きい声で「売れた!」って言ったんですよ。
だからメルカリでなにか売れたんかな?と思ったんです。主人はメルカリでいろいろ売ったりしてるんで、なんか高いやつ売れたんかな?と思って。
売れたん?って言ったら、「家..」って言われて、はやっ。みたいな(笑)。
先にLINEでご連絡をいただいて、そのあと室田さんからお電話いただきました。
ーー 満額、価格交渉なく申し込みが入りました。
ビックリしました。
ずっと焦らないようにしようって自分に言い聞かせてたので、はやっ!ってなってすごいびっくりしました。
ーー ご主人さんも驚かれたんですね。
室田との電話、何を話されたか覚えてますか。
現金で購入予定だけど、通れば住宅ローンで買います、みたいな話で。
現金のエビデンスまでもらって。
売る仲介さんは現金のエビデンスまでもらってくれるんや、と思いました。
ーー そうですね。僕と室田は基本的に不動産営業マンのことを信じてないので(笑)。
本当にここまでやってくれはるんやな。って。
すごく感激したひとつです。
ーー 「住宅ローンが通れば住宅ローンを使いたい。でも現金もあるんです」って言言われたんですけど、ほんまに現金があるかからないですよね。
もし現金があるんだったらエビデンスを出してほしい。「通帳の残高の部分だけで大丈夫です」てお伝えして。僕が売主だったら、現金のエビデンスを見たら安心するなと思って。
すごいびっくりしましたし、嬉しかったです。
売主だけの味方に感じた契約不適合責任免責
ーー 他には申し込み条件もついてなくて、契約不適合責任免責もそのままだったので。
少し話戻るんですけど、契約不適合責任免責で売るっていうのは知ってましたか?

そうですね。
動画のどっかのタイミングで見て、それもめっちゃ私のニーズに合うと思いました。
引き渡した後にごちゃごちゃしたくないんですよ。だからそこは価格が多少下がったとしてもごちゃごちゃしたくないっていうのがあったので、それはすごい嬉しかったです。
ーー ということは、売却の段階で当社が契約不適合責任免責を条件に売却をしているというのはご存知だったんですね。
知ってました。
延々と動画を見てる中のどこかのタイミングで学びました。
ーー うちの実家も築古マンションだったんですけど、引き渡してからこちらが認識していない故障箇所も出てくるだろうなと。そう考えると、最初から契約不適合責任免責で売却するのがいいかもしれないと思ったんです。
そうなんです。
そこがすごくこちら側だけを見て取引を進めてくれるっていう、そうか、こういうことやなと思ったんです。
私の味方っていう感じがしてすごい嬉しかったです。
ーー 築年数が経ってるほど、なんか言われたら嫌だという気持ちがありますよね。
そうですね。
自分たちは不具合なく住んでても、新しい人の目で見たら「ここは故障している」と思うかもしれないんで、それを後からごちゃごちゃなってストレスになるのは一番嫌な感じだったので。
ーー いままでで契約不適合責任どうのこうのっていう申し込みは入ったことがなくて、みなさんこの条件を受け入れてくださっているんですけど、客付不動産営業マンが契約不適合責任免責をどこまで理解しているかはまた別で。
別の物件の話なんですが、引き渡し後に「シャワーヘッドから水が漏れてます。見積もりとったら3万円なんですけど払ってもらえますか?」って言われて。
室田は怒っていました(笑)。
わかってへんかったんかい。みたいな。
ーー これが例えば2週間の設備保証をしますとなると3万円は売主負担になります。いくらルールでも当社も売主さんに連絡するのはやっぱり気が引けます。
ちなみに1度現地に全員が集まって確認することもあります。買主の見積金額に納得してない売主さんは自分でも見積りされたり。めちゃくちゃ時間と手間がかかって、揉めながらお金を払うんですけど。
だけど3万円とか5万円とかっていうお金より、みんなの時間と手間を考えたらすごい不毛な世界になってしまう。
ーー 両手仲介をする場合は、飼い主さんの契約不適合責任免責で売却はしづらいです。飼い主さんも仲介手数料を支払うわけですから、自分たちの希望に沿った条件で購入したいはず。
間に入った不動産会社も露骨な売主びいきはしづらい。だから大手は契約不適合責任免責で売却はしません。
ーー 無事契約が終わると毎週の動画の報告も終わりました。終わると、さびしいと売主さんはおっしゃいます。
やっぱりさびしかったです。
ーー でも早く売れてほしい、、、。
早く売れてほしいんですけど、私の心の中では時間がかかるっていう覚悟をしていたので、こんなに早く終わってしまうなんて、、、みたいな感じですね。
ーー 契約が終わったら、今日で終わりです。って言われると寂しいんですね。
だってもっと長くかかると自分に言い聞かせて、でも焦ったらあかんよ。って言い聞かせてたのにもう終わるの?みたいな感じです。
私も、「もう古いし金額が安いとはいえ所有権じゃなくて借地権だし、内装もめっちゃ変えてしまっているので、これにハマる人がいなかったら売れるまでめっちゃ時間かかるかもね」って思ってたんですよね。
ーー いつも見ていた YouTube チャンネルに私の家も載るのか!と思ってたやつも、「今日で終わりです」って言われて。
さびしい気持ちになりました。
売れてすごくほっとしてるのに、バイバイ、みたいな矛盾した気持ち。
ーー 確かに内覧会までの動画でも、「ちょっと苦戦すると思ってた」って話を僕らもしたと思うんですけど。
普通のただ古くなっただけだったら壁紙を剥がして貼り直したら売れると思うんですけど、大きくリフォームしているので、これが嫌って言われたらどうしようもない。
ハマる人がいるかいないかで、例えば、猫飼ってるので猫が出入りできるドアにしてたりとかしてるので、猫飼ってない人からしたら100%いらない話じゃないですか。
なので、ドア付け替えたりしないとダメとか、そんなことを考え出すと物件価格に+してお金かかるので、売れないっていうのはあり得ると思っていました。
LINEだけでやり取りが全て進んでいくのがありがたかった
ーー 申し込みが入った後はお引き渡しに向けて、やり取りの相手がほぼ田中になった思います。
念願のといいますか、画面で見てたあの田中です。
契約が決まると、田中からグループLINEで今後の指示がたくさん届いたと思います。LINE上での文字のやりとりで、電話はほぼなかったと思うんです。

それが本当に助かりました。
ーー 不安ではなかったんですか
もうね、仕事中はぜんぜん電話出れないんですよ。仕事の場所に自分のスマホを持っていけないんですね。
なので昼休みぐらいしか電話繋がらないんです。みなさん忙しくされてるのに、私の時間に合わせて電話とか難しいだろうな、と思って。
私も気を遣うのでLINEだけでのやり取りで全てが進んでいくっていうのが本当にありがたかったです。
全部書いてあるので何回も見返せますし、メモを取る必要もないし本当にありがたい。
ーー 実際、田中と電話ってしたんですか。
電話では1回もしてないと思います。
ーー 手続きする現場でしか話してないんですね。
契約の時に、「初めまして。お会いしたかったです」って言って(笑)。
ーー グループに入っていただいてるご主人さんも進捗は把握できて。グループLINEに当社は全員入ってるので、誰かが返事忘れるも基本はないですし、当社の全員がチェックしてるので田中がメインに切り替わるとは言え、タイミングによっては室田が決済に行くとかあったりするので、だから全員がやりとりは読んでるんです。
返事が遅れているとか、もしくは内容が間違ってる場合は誰かが気づきます。
電話だと聞きながらメモをしないといけなかったりとかするかもしれないんですけど、メモができるタイミングで電話が取れるかどうかわからないですもんね。
グループ LINEでのやり取り、このシステムに勝るものはないと、私にはすごくピッタリでした。本当助かりました。
ーー そうですね。
今回みたいにご主人さんが遠方にいらっしゃる場合、グループに入ってやりとりの確認だけしていただけたら、奥さんからご主人さんへの報告は必要なくなるかもと思って。
主人から聞かれることもなかったです。
「どうなってんの?」とか言われることもなく、同じだけの情報量を持っていたので、全然ストレスなく。
ーー 契約してからお引渡しの時まで特に不便に感じたこととかはなかったんですか
全然なかったし、質問があれば時間構わずLINEに入れればいいし、あれに勝るシステムがないような。
すごいありがたかったです。
LINEっていうシステムを使うのも一番使い慣れててわかりやすいですし、共有しやすくてめちゃくちゃ助かりました。
ーー お引き渡しが終わって、振り返ったら「ここちょっとな、、、」っていう箇所ありましたか
ないんですよ。
だって全てがスムーズだったんですよ。
早く売れたとかそういうのじゃなしにやり取りがすごくスムーズ。
ーー 例えば、売主の立場から「ここちょっと不安だった」とか
不安に思うことがあったらLINEで投げ掛ければいいだけのことなので。
でも実際にはなかったんですけど。
あったら質問すればいいだけのことなんで、それもLINEで済むので思い付いた時にパッと送ればいいだけですよね。
明日電話で聞こう。電話すんの忘れた。とかそんなのがないじゃないですか。
それがすごい助かりました。
ーー あとは、、先ほど少し話題に出ましたけど、「うちの家のことを気にかけてくれてないな」とかっていう感覚になったことありますか
ないです。
すごく早く売れたっていうのもあるかもしれないんですけど、根拠は特にないんですけど信用してるっていうか、そんな感じですかね。
ーー 媒介契約契約は自動更新じゃないんですよ。
更新しようと思ったらもう一回書面を交わすか、お願いしますのやり取りを文字で交わさないとダメなんですね。
不動産会社は、3ヶ月で更新してもらうかどうかの勝負があります。
媒介契約を解除される時の一番大きな理由は、「不信感がありました」なんです。
最初は信用してたっていうことですよね?
ーー 最初はいいことばっかり言ったけど、連絡が取れなくなったとか。他には連絡の頻度が落ちたとか、売却活動が何やってるかわからないとか。
うちの家のことちゃんとやってくれてるのかな?という不信感になって、内覧もないってなると更新の期限手前くらいから他の不動産会社を調べ始めます。
で、媒介契約を解除されるんですけど、そのほとんどが不動産会社に対する不信感なので。
不信感感なんてなかったですね。
ずっと動画を見させてもらってたので、気持ちの準備ができていたっていうか。
そもそも信用できると思ったから御社にお願いして、こうやって週1回動画で説明してもらって、うちだけじゃなくて他の方への報告も見てるから、うちだけがぞんざいに扱われてるわけじゃないとかっていうのもわかるじゃないですか。
だから、疑うような理由が何もない。
不安とか不信感ていう言葉自体がしっくりこない感じです(笑)。
そういうことを思わせないような仕組みになってるんじゃないかなという気がします。
当社は全売主さんの全物件、同じ熱量で売却
ーー 僕らからしたら、誰か特定の売主さんをひいきしてる感覚はまったくなくて、依頼されてる以上全ての物件100%で活動しています。
その中ですぐ売れたとか、動きがないとかはあるんですけど。
他の売主さんに言われたことがあって、その方も依頼するまでにYouTube の動画で当社の売却物件情報をずっと見てたと。
気になったら、SUUMOでマンション名と階数を入力して調べたと。
「そしたら価格が高いのマンションばかりで、そんなに高くないマンションだったからから頼むのすごい気が引けたんです」って言われたんですよ。
大阪の方で2,500万円くらいの物件だったんですけど、2,500万円、ぜんぜん高いじゃないですか。

その気持ち、めちゃくちゃわかります。
だから早く売れて、そういう意味でもほっとしたんです。
これ以上お手間を掛けないで済むみたいな(笑)。
売却事例みたいな報告もしてはるので、「売出価格から何%で売れました」ていうあれです。
それも見てるので、「うちより高いな」って思っていて、実際「うち安いので本当すいません」って思ってました(笑)。
同じだけの手間をおかけしているのに支払いする手数料が少ないっていうことになりますから、そこはやっぱり思います。
思いますから早く売れてあんまりお手間をかけさせずにほっとしたっていうのはあります。
ーー そんなこと思われたんですね。
当社は全売主さんの全物件、同じ熱量で売却しています。
僕がもし売主さんだったら、、、気持ちはわかるんですよ。気持ちはわかるんですけど、やっぱりわかりやすく高額物件を贔屓されたら嫌だなとも思ってしまうんですよね。
「ビジネスなので」って言われたら仕方ない気もするかもですけど、やっぱり嫌です。
だから売主さん全員同じ売り方ですし、同じ熱量で当たってるし、唯一断るとしたら採算が取れない時くらいで。
おっしゃってましたよね、遠方のやつとかで。
ーー 関西圏・近畿圏だと全然採算合う物件価格はもっと低いので、売却の依頼を受けると決めた以上は500万円でも1億円でも対応は変わりません。
でも1億円のマンションのほうが嬉しいじゃないですか。
ーー 報酬が高いので売れた結果として嬉しいんですけど、依頼をいただいた時に採算が合って、売却の依頼を受けると決めたら、報酬云々という感覚はもう消えるんですよね。不思議です。
今回も物件価格はいくらだったかっていうのは、頭から消えていたと思います。
動画を見ていく中ですごいお忙しそうな、「すごい最近忙しいんです」とおっしゃるようなところもあって、どんどん忙しくなってきて御社にとってはいいかもしれないけどお願いする身としてはちょっと気が引ける、みたいなのもありました。
ーー まさかです。
このあたり、どうやって伝えたらいいかめっちゃ悩みます。
それはもう何回も言っていただくのがいいと思います。
ーー 依頼するか迷ってる時に、暇って言われると不安になりませんか
でもね、「暇です」って言うのも不安要素に思われているかもしれないですけれども、私はもう御社にお願いするって決めてたから暇であっても、むしろそのほうが気にしないかもしれなかったです。
でもそれは私側の話で、忙しいに越したことはないので。
ーー 東京のマンション場合は、「東京まで来ていただいて申し訳ないです。早く売れてほっとしました」って言われます(笑)。
やっぱり売れた金額によってお支払いする金額が違うので、やっぱり同じお手間をおかけして少ない金額やから。
それは住宅ローンの仕事をやっていて1億の案件も1000万円の案件も同じだけの手間がかかるっていうのは一緒なので、だからって手抜いたりとかすることがないっていうのは一緒なのでそこはすごくわかるんですけれども。
でもお客さん側になった時にそういう気持ちにはなるのかなっていう。
ーー YouTubeではあまり言えないんですけど、僕と室田が受けるか受けないかの基準にやっぱり当社のことを好きかどうかみたいなのがあります。
数値では測れないんですが、当社のことを好きというのがわかったら、僕らも人間なんで価格の高い・安いじゃなくなる瞬間があります。
事前に調べていただいて、YouTubeをたくさん見ていただいていて、「ぜひお願いしたいです」っていう感じが伝わると「もちろんです!」ってなります。
でもみんな人ですからね。
初めての売却ですし、他の不動産会社と比べられないんですよね。
もう一生売ることないんじゃないかと思っているので、次売らないといけなくなった時はもう自分ではできなくなってる年齢になってるんじゃないかと思うのであれなんですけど、とにかくストレスが1回もなかったんですよ。
「うちのマンション、どうなってんねやろ?」とか心配になるようなこととかが何もなくて、それは1つは連絡がわかりやすくてLINEでまとまってるし、こちらからも連絡しやすいっていうのもあると思うし、動画をずっと見てるのでどういう感じなのかが伝わってるから一緒にやってる感じがしてる。
オフィスを覗けてる感じに近いような感覚を持っているので安心するっていうか、不安になる感じがなかったっていうのがベースにあって、連絡も本当に十分わかりやすく丁寧にしていただいているので、心配することはなく、しかも早く売れちゃったのでそういう心の葛藤を持ってる暇もなく売れてしまったので(笑)。
ーー 実は僕が大体仕組みを大枠作って、現場の室田のフィードバックとかがあって修正をして4年くらい。
片手仲介しかしないので、売主さんと当社は同じチームだと感じていただけたらな、と思っています。同じ方向を向いてるチーム。
この感覚がおおもとにあって、だから当社の仕組みに売主さんが入っていただくのではなくて、売主さんの中に加えてもらうみたいな感覚になってもらえたらいいなと思っています。
もう1つは、マンションの売却って人生でそうないじゃないですか。不動産業をしているとマンションを売ったり買ったりは当たり前で、業務の一環なので何も思わないことも多くなってしまうんですけど、売主さんからするとほとんどの場合、最初で最後。
そんな人生でそうない売却を「おもしろい」と思っていただけたらいいなと思っています。
不動産会社に任せてどうなってるかわからなくて、状況がよくわからないまま価格を下げろって言われたとか、大きな価格交渉がある申し込みの際に「今回売らないともう売れない」って言われたとかね。案内あったっぽいけどちょっとどうなっているかわからへん、報告がないとか。ひさしぶりに家に行ったら窓開いてたとか、よくある話なんですけど、こんなことだとそもそも売却自体が不安でおもしろいどころじゃない。
当社としては、物を売るってそもそも楽しいし、高額であればあるほどおもしろさも大きくなると思っています。このおもしろさをを売主さんに味わってもらえたらいいな、と。
室田は自分の査定に自信を持ってるし、僕はこの仕組みに自信を持っています。今回でいうとご自身で決めていただいた価格で売り出して、内覧会に3組来た。
そしてその日のうちに価格交渉なしで申し込みが1組から入った。1人ずつ内覧していただいたら1組目が内覧当日に満額で申し込みすることはおそらくなかった。
この日、この内覧会のために事前に準備して、準備の段階から一緒におもしろがっていただけたらいいな、と。
とはいえ、売れなかったら当然しんどいんですけど、売れない間も仕組み作った側としては、これも含めて売却なんだというのを感じていただけたらおもしろいんじゃないかと思ってるんです。
どの不動産会社も「高く売ります」って言います。当社ももちろん高く売りますって書いてるんですが、一番最初に考えたのは「高いって何?」でした。
もちろん購入した金額より高い、っていうのだとわかりやすいですけど、そうじゃないパターンもたくさんある。隣の部屋より金額は高かったら高いのか、高いって比較の言葉だと思うんで、「何かより高い」んだと思うんですけど、曖昧じゃないですか。
そんなことをずっと考えながら、当社は売主さんが納得したら全部高いんじゃないかと思ったんです。
でも納得するには理由が必要だと思うので、それがこの仕組みで現したくて。
途中経過を全部見たり、さっきの助走の部分も見てもらって、ご自身で金額を決めて売れたら全部高いんじゃないかなと思って。
3ヶ月後に売れても、内覧会1回目に売れても、3通申し込みが入って売れても、ここまで見て自分で決めて売れたら全部高いんじゃないかと思って。
そしたら「高く売れたと思ってよかった」ってなるんじゃないかなというのがこれでやってることなんです。
でも納得します。
納得して決めた金額っていうのがすごく大きいですよね。
で、金額もすごく大きいですけど、売れるまでの不安がないっていうのもやっぱり大きくて。私にとっては、むしろ金額よりもどっちかというと不安がないっていうほうが大きかったかも。
金額ももちろん説明をしていただいて、納得して決めた金額で、それがその世間相場から高いのか安いのかじゃなくて自分が納得した金額で出して、売れて、それは高かったのか安かったのかわからないけど、だって比べられないですもんね。
あと100万円高くても売れたかもしれない、とかそんなん言い出したらキリがないのでどうかはもう正直それはわからないけど、でもスムーズに売却できて、ストレスなく気持ちよく最後までいけたっていうのが、私の満足度としては大きいんですよ。
金額は最初に納得して決めた金額だから。
もしこれがずっと売れなくて下げていったとしても同じ気持ちだったと思うんです。
その間、売れなくて時間がかかったとしても、売れないことじゃなくてそのやりとりとかに不信感を持ったり、やりにくさを感じたりしないでいけたら満足度は変わらず高かっただろうなと思うので。
ーー そして、マンションが売れたらさびしいとかになってくるんですね(笑)。
本当にまさにそんな感じです(笑)。
ーー 今回、ご売却のお手伝いをさせていただき、本当にありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
売る仲介成約者様たち
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藤和ハイタウン平野駅前 9階(大阪市平野区平野元町)
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カルティア春日井味美Ⅱ 3階(春日井市味美町1)
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青葉台マンション 7階(東京都目黒区青葉台4丁目)
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ヴェレーナシティ夙川パークナードⅠ 4階(兵庫県西宮市神園町)
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ビオール大阪大手前タワー24階(大阪市中央区糸屋町1)
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クリオレジダンス東京Eポート 4階(東京都江東区塩浜2)
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ワコーレ芦屋オーパス3階(兵庫県芦屋市打出小槌町)
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高田馬場住宅 10階( 東京都新宿区下落合2)
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ミオカステーロ八王子 5階(東京都八王子市子安町1)
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桂川ハイツ3号棟 3階(京都市南区吉祥院石原長田町)
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パークタワー新川崎 22階(神奈川県川崎市幸区鹿島田1)
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リビオ目黒リバーサウス 11階(東京都品川区西五反田2)
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メロディーハイム西大路デュオブラン 6階(京都市南区吉祥院三ノ宮西町)
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リーフィアタワー海老名ブリスコート 11階(神奈川県海老名市めぐみ町)
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メガシティタワーズ西棟 15階(大阪府八尾市龍華町1)
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ロジュマン阿倍野文の里 11階(大阪市阿倍野区美章園3)
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ローレルスクエア健都ザ・レジデンス Fourth stage17階(大阪府摂津市千里丘新町5)
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ブリリア住之江公園 6階(大阪市住之江区南加賀屋4)
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パークヒルズ可部グランドステージ 6階(広島市安佐北区可部7)
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パークプラザ森小路 5階(大阪市城東区成育5)
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ライオンズマンション寝屋川 1階(大阪府寝屋川市池田西町1)
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シティテラス小金井公園 C棟4階(東京都小平市花小金井南町1)
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リッツパーク江坂 7階(吹田市南金田2)