マンションの売却について、売却価格の高さよりも、早さを優先したい人が一定数いらっしゃいます。
基本、「あわよくばもっと高く売りたい」と欲を出しすぎなければ、マンションは早く売れます。
今回は、マンションを“とにかく早く”売るためのコツや、マンションを早く売るための当社『売る仲介』の戦略などについて、お伝えします。
「新しい住居への入居までは時間があるけど、契約は早く済ませて安心したい」「相続したマンションを売ったお金を兄弟で早く分けてしまいたい」など、様々な事情でマンションを早く売る必要がある人は、ぜひ参考にしてください!
”本当に”1日でも早くマンションを売却するなら、買取業者がオススメ
1日でも早くマンションを売却したいなら、不動産仲介業者に頼むのではなく、不動産買取業者に頼んで売るのが1番早いです。
条件のいいマンションで、タイミングがよければ「今日、お金を出して買い取ります」と速攻で話がまとまることすらありえます。
では、マンションを早く売りたい人がみな不動産買取業者を使うのかというと、もちろんそうではありません。
買取業者の買取価格は、仲介業者の買取価格の7割程度にしかならないのが、一般的です。
新居を買う費用に直結してくるので、「いくら早いほうがいいとはいえ、7割まで安いのは困る」と言う人が、実際には多い印象。
そういった人は、やはりまず不動産仲介業者に依頼して早期売却を狙います。
マンションをとにかく早く売る3つのコツ
マンションの平均売却期間は、3~4ヵ月。市場に出してから1ヵ月で売れれば、結構早いです。
以下では、1ヵ月以内の売却を目指して、1日でも早くマンションを売るためのコツを、3つピックアップしました。
- 広告を広く出してくれる不動産会社に依頼する
- 内覧者のために部屋の荷物を片付ける
- 買主の条件を飲む
【1】広告を広く出してくれる不動産会社に依頼する
マンションを1日でも早く売るために、不動産会社選びの段階で実践したいのは、広告制限をしない会社・囲い込みをしない会社に依頼することです。
マンションを1日でも早く売るためには、いかに情報を全開放するか・拡散するかがカギとなります。たくさんの人の目に触れさせなくてはいけない、ということです。
「何で広告制限をする会社があるのか?」と疑問に思うかもしれません。答えは、自社で物件の情報を独占して買主を見つけ、売主と買主の両方から仲介手数料を取ろうとするからです。
自社で買主を見つけたいので、物件が売れなくても関係ありません。そのため、売却まで時間がかかってしまうのです。
「どんなふうに広告をしてくれるのか?」「広告を制限せず、広く出してくれるのか?」を聞いてみて、丁寧にアンサーをくれる不動産会社に、マンションの売却を依頼しましょう。
ちなみに、当社『売る仲介』は、囲い込みをしない片手取引(100%売主の味方)の不動産仲介業者です。
【2】内覧者のために部屋の荷物を片付ける
よく、「早期売却のために自分でできることはありますか?」と聞かれますが、その答えは、「とにかくじっくり内覧できる状態を作ってあげること」です。
例えば、次の入居先が決まっていて荷物を動かせる場合は、新居に家具類をすべて動かして、不用品も置かずにすべて処分し、”空き家”状態にするのが望ましいです。
部屋が空き家状態にまで片付いていると、清潔で広いお部屋に見え、比較対象に入れてもらえる確率が上がります。
自分でマンションを買う場合を想定してもらうと分かりやすいですが、マンションを探している人は多かれ少なかれ必ず比較検討を行うので、まずはそのなかに数えてもらうことが肝要なのです。
【重要】ペット(特に犬)がいるなら、内覧時は誰かに預かってもらおう
あと、内覧がくる時にできることといえば、ペットを飼っているなら別の場所に預かってもらうことです。
例えば、普段は鳴かないというワンちゃんでも、知らない人が上がってくると興奮して吠え続ける現場に、実際によく遭遇します。内覧者は落ち着いて家の中を見ることができません。
ファミリータイプのマンションの場合は、赤ちゃんを連れてこられる方も多いため、犬が吠えて赤ちゃんもビックリして泣いて……で内覧は”カオス状態”になり、結局数分で帰られてしまうケースも。
物件の良さが分からないまま帰られたわけですから、先述した比較検討の候補にのぼってくることもありません。機会損失の結果として、マンションが早く売れなくなってしまいます。
その他、マンションを早く売るために売主ができる細かい工夫については、以下のYoutube動画で解説しています。
【3】買主の条件を飲む
マンションの売主に「なるべく早く売りたい」という事情があるように、マンションの買主にも人それぞれ様々な事情があります。
それら事情のうえに出される条件をなるべく飲んであげることも、マンションを売るためのコツです。
例えば12月に引き渡しのところを、買主の事情で「10月に引き渡してもらえませんか? できたら買います!」と言われた場合。
売主が新居への引っ越しも12月に予定している場合、売主は約2ヵ月間、マンスリーマンションに暮らして引っ越しを待たなくてはいけませんが、それでも即決してもらえるなら悪い話ではありません。
「もう100万円値下げしてほしい」なども交渉の鉄板で、無理のない範囲で値下げに応じることが、早期売却に繋がります。
実際にマンションを早く売れた人は、どんなことをした?
平均的な売却期間よりも、かなり早くマンションを売れた人に共通しているのは、マンションの相場・価値を正しく把握していることです。
自分のマンションの売却相場について、時間をかけてリサーチし多くのデータを集めて、「自分のマンションは○○万円~△△万円の間で売れるのが妥当だ。最初数週間は△△あたりで様子を見て、売れなければ○○円付近まで下げよう」と、自分できちんと納得されています。
これが分かっていないと、「あわよくば」で高価格帯を狙いすぎ、ライバル物件から2手も3手も遅れをとることになります。
ちなみに、マンション相場・価値を把握することは、マンションを早く売るためでなく、高く売るためにも必要なことです。
マンション相場・価値は、インターネット検索で簡単に調べられます。詳しくは、下記記事をご参照ください。
『売る仲介』がマンションをとにかく早く売るための戦略
当社『売る仲介』は、マンションを早く売ることを1つの強みとしています。
お客様に「1日でも早くマンションを売りたい!」と希望されたら、まずは売却情報の拡散に力を入れます。
他社による公告を「可」にして、リーチを広げるでしょう。
また、関西の2万以上の不動産販売会社に、室内の写真など当社で準備した素材をすべて提供し、買主探しに役立ててもらいます。
『売る仲介』の場合、マンションの売却価格を決めるのはお客様自身(売主)ですが、相場よりもかなり高い金額を掲示された場合、「売却できるまで遠いかもしれませんよ」とアドバイスすることがあります。
もちろん、それでも「チャレンジ価格で出してみたい!」という方はいらっしゃいますので、その場合は「2週間それで出してみて、ダメなら下げていきますか?」などと、提案します。
ダラダラとマンション売却を長引かせないための、テコ入れを適切に行っています。
⇒ 『売る仲介』がマンションを早く売る仕組みを詳しく見る人はコチラ!
まとめ
- 広告を広く出してくれる不動産会社に依頼する
- 内覧者のために部屋の荷物を片付ける
- 買主の条件を飲む
以上、マンションを1日でも早く売るためのコツや、実際に『売る仲介』がとる戦略・アドバイスなどを、お伝えしました。
『売る仲介』のYouTubeチャンネルでもよくお話しているように、マンションを早く売るために売主自身で工夫できることは、実はそんなに多くありません。(上記に挙げた3つのコツくらいです)
また、やはり”縁”の問題なので、売主や各不動産会社がベターな行動をとったところで、なかなか売れないケースもあるにはあります。
「仕方ない、待つしかない!」と構えるか、「安くなるのはネックだけど買取業者に買い取ってもらおう」と作戦を変更することにしましょう。
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当社『売る仲介』は、仲介手数料半額でマンションを早く・高く売る不動産会社です。持っているマンションのことでお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。
また、LINEでは24時間ご相談も受付中! ぜひ、LINE公式アカウントをお友だちに追加してご相談ください。
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