マンションを売却するためには、様々な費用がかかります。
今回は、「初めてマンションを売却する」という人に向け、
- マンションの売却にかかる費用は何円か
- マンションの売却にかかる費用の種類(どんなお金がかかるのか)
- マンションの売却にかかる費用をおさえるコツ
上記の内容をお伝えします。
マンションの売却にかかる費用は?
マンションの売却にかかる費用は、物件の売却価格の5~7%といわれています。
仮にマンションの売却価格が3,000万円の場合、150万円~210万円はみておく必要があるということです。
マンションの売却にかかる費用の額は、売却を依頼する不動産会社によって異なります。
詳しくは、次の『マンションの売却にかかる費用の種類』の項目で、説明しましょう。
マンションの売却にかかる費用の種類
マンションの売却にかかる費用の種類は、主に4種類あります。
- 仲介手数料
- 印紙税
- 登記費用(抵当権抹消登記・所有権移転登記)
- ローン完済手数料
【1】仲介手数料
仲介手数料は、マンションを不動産会社に仲介してもらって、売却するためにかかる手数料のことです。
法律で定められた「マンション売買価格の3%+6万円+消費税」という上限があり、仮に3,000万円のマンションを売却する場合、MAXで105.6万円かかるということになります。 ※2021年6月現在
マンションの売却にかかる費用の大半は、この仲介手数料が占めます。依頼する不動産会社によって額が変わるのは、この仲介手数料のみです。
マンションの売却を安く済ませたい場合、仲介手数料が(法律上限の)半額になっている不動産会社を選ぶとよいです。
ちなみに、ほとんどの不動産会社では、途中でもしもマンションの売却をやめる場合、不動産会社に仲介手数料を支払う必要はありません。
【2】印紙税
売買契約書には、記載された売買金額に応じて決められた額の収入印紙を貼り付ける必要があります。
これが、印紙税と呼ばれるものです。
マンション売却価格”1,000万円以上5,000万円以下”の場合は20,000円が、”5,000万円以上1億円以下”の場合は60,000円がかかります。
【3】登記費用(抵当権抹消登記・所有権移転登記)
マンションを売却する時には、「抵当権抹消登記」と「所有権移転登記」を行う必要があります。
これらの手続きにかかる費用を登記費用といい、3万円~5万円ほどかかります。
なお、手続きは司法書士に依頼することが一般的で、上記金額は「登録免許税」や「司法書士報酬」を含んだものです。
【4】ローン完済手数料
マンションを売却する時にローンの残債がある場合、金融機関に一括返済するための手数料が発生します。
これを一般的にローン完済手数料といい、金融機関によって1万円~3万円ほどかかります。
《他にかかる可能性がある費用》
- 譲渡所得税 ※1
- 住民税 ※1
- 復興特別所得税 ※1
- ハウスクリーニング費用
- リフォーム費用
※1 マンションの売却で得た利益に対してかかる場合がある費用
マンションの売却に必要なお金は、いつまでに準備すればいいのか
マンションの売却に必要なお金は、基本的に買主が見つかってから支払うことになります。
具体的なタイミングは、次の通りです。
【1】売買契約が成立した時
⇒ 印紙代【2】決済・物件の引き渡し時
⇒ 仲介手数料・登記費用・(要る場合)ローン完済手数料
極端にいえば買主が見つかるまでにお金を準備すればいいということになってしまいますが、買主が見つかったのに諸費用を払えなくて売却が白紙になっては元も子もないので、「査定を頼む」段階で既に”マンションの売却価格の5~7%(事前に付近のマンションを調べて出す)”を払う準備をしておくことを推奨します。
マンション売却にかかる費用がどのタイミングでかかるのかは、当社『売る仲介』の以下のページでも説明しております。気になる人は、併せてご覧ください。
マンションの売却にかかる費用を安くおさえるコツ
マンションの売却にかかる費用を安くおさえるには、仲介手数料の安い不動産会社に依頼することがもっとも大事です。
当社『売る仲介』に相談に来られるお客様でも、意外と「仲介手数料は会社によって安くなる」という事実をご存じない人が多いようです。(法律による上限額を、業界一律の費用だと勘違いしやすいのかもしれません。)
安い場合は、仲介手数料が上限の半額ということもあるので、ネットでよく調べてみることをおすすめします。
なお、当社『売る仲介』も、マンション売却の手数料が半額の不動産会社です。
https://www.youtube.com/watch?v=oLL9EcunmSwまとめ
以上、マンションの売却にかかる費用について解説しました。
- マンションの売却にかかる費用は売却価格の5~7%
⇒ 3,000万円のマンションなら150万円~210万円 - マンションの売却にかかる費用は「売買成立後から」かかる
- マンションの売却にかかる費用を安くするには、
仲介手数料が安い不動産会社を選ぶこと
上記が、今回の記事のポイントです。
これからマンションの売却の準備をはじめる人の、参考になっていれば幸いです。
当社『売る仲介』は、ITシステムを使うことでマンションをどこよりも高く・早く売る不動産会社です。
仲介手数料は「マンション売買価格の1.5%+3万円+消費税」と、通常の不動産会社の半額で、片手取引しかしない”100%売主様の味方”で、マンション売却のお手伝いをさせていただきます。
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