マンションから住居を住み替えるとき、みんなどんな理由で住み替えるのか気になりますよね。
新居の購入は、かかる金額が大きくなる分、後悔したくないと考えるはずです。
そこでこの記事では、マンションから住み替えをした人は、どんな理由で住み替えたのかを中心に紹介します。
「マンションから戸建て」や「マンションからマンション」へ住み替える場合に分けて理由を紹介しますので、住み替えで迷っている人や後悔したくない人はぜひ参考にしてください。
マンションから住み替えた人の理由とは?戸建てとマンション
まずは「マンションから戸建て」、「マンションからマンション」に住み替える場合に分けてよくある理由を紹介します。
マンションから戸建てに住み替える理由
今のマンションから住み替える人で多い理由には、以下のようなものがあります。
- 子どもが成長して手狭になった
- プライバシーや人との近さが気になる
- 修繕積立金や管理組合などマンション特有の制度が面倒
- 騒音や隣接する住人が神経質
- 設備への不満
【1】子どもが成長して手狭になった
一つ目は子どもが増えたり、成長したりして今の住居が手狭になったという理由です。
マンションから住み替えを考えている人の目的のほとんどがこの理由で、特に子育て世代が多くなっています。
国土交通省が平成30年に実施した調査でも、実際に新築戸建て住み替えをした家計の年齢は「30歳~39歳」が最も高く30.2%で、他の年齢よりも6ポイント以上も高いです。
結婚した人の多くは、特に都市部だとマンションを購入して住み始めます。
そして子どもが1人、2人と増えると、2人世帯では余裕のあった物件が狭くなるのです。
子どもが2人できると、家族それぞれの部屋を用意したいということでより部屋数が多い、一戸建てなどに引っ越そうとして住み替えを考える人が増えます。
【2】プライバシーや人との近さが気になる
一戸建てよりもマンションのほうが、隣人との距離が物理的に近く、プライバシーが気になるということも住み替えの理由で多いです。
たとえば、マンションの間取りの多くは、玄関を入って部屋があって奥にリビングがあります。
共有部分の廊下に一番近いところに個人の部屋や寝室などがあり、そのすぐ横を人が通ることを嫌がる人がいます。
またエレベーターなどで他人と一緒になることも多く、距離感が近いのが気になるということも一戸建てに住み替える理由として考えられます。
【3】修繕積立金や管理組合などマンション特有の制度が面倒
マンションには、オートロックや24時間のゴミ置き場など入居者にとって嬉しい共同設備があります。
一方で、設備が壊れて修理が必要になったり、大規模修繕工事を行ったりすると修繕積立金から支払われます。修繕積立金や管理費を支払うことを不満に感じて、住居を変えたいという人もいるようです。
その他にも管理組合の総会への参加など、マンションに住むことで発生する人付き合いを煩わしいと感じて、住み替えるケースもあります。
【4】騒音や隣接する住人が神経質
「上の階の部屋がうるさい」、「下の階の人が神経質で少しの物音でも文句を言ってくる」などで住み替えるひともいます。
これは多くの人が同じ建物内に住んでいるからこそ起きてしまうことです。
分譲マンションだと、住んでいる人は賃貸マンションのように簡単に引っ越せません。
隣人が引っ越ししてくれる望みがなく、仕方なく引っ越しする人も多いようです。
【5】設備に不満がでてきた
ライフスタイルが変わったことによって設備に不満がでてくるから住み替える人がいます。
たとえば、駐車場がいっぱいで利用できない、車が多すぎて入らないなどです。
マンションについている駐車場は立体駐車場が多いですが、車のサイズが大きいと立体駐車場に入らないことがあります。
また、2台車を持ちたいけど、1台までしか駐車場を利用できないなどということも多いです。
このような設備に不満が出てくることで住み替えることも珍しくありません。
マンションから住み替えでマンションを選んだ人の理由
住み替えは、マンションから戸建てに移ることがほとんどですが、なかにはマンションからマンションに移る場合もあります。
その理由としては以下が多いです。
- 通勤時間を伸ばしたくない
- 同じ学校区内に一戸建ての物件が少ない
- マンションが好き
【1】通勤時間を伸ばしたくない
特に東京の首都圏では、一戸建てを建てようとするとかなり高額な費用が必要になります。
そのためほとんどが郊外に家を構えることになり、その結果首都圏への通勤時間が長くなります。
この通勤時間を少しでも短くしたいということで、東京ではマンションに住んでいた人が住み替えでマンションを選ぶことが珍しくありません。
【2】同じ学校区内に一戸建ての物件が少ない
子どもが小学校などに通っているときに住み替える際、同じ校区で住み替えたいという人が多いです。
しかし、その校区にあるのがマンションばかりで一戸建ての物件が少ないと、住み替えでマンションを選ぶことがあります。
子どもへ配慮するとなると、一戸建てでなくマンションを選ぶことが多いようです。
【3】マンションが好き
あまり多くはありませんが、単にマンションが好きだからという理由でマンションを選ぶ方がいます。
たとえば、タワーマンションなどは設備が充実していたり、立地も良いということで選ばれることが多くなっています。
以上がマンションからマンションに住み替える理由で多い場合です。
一戸建てに住み替えたのに後悔してしまうケース | 多いのは通勤時間が長くなること
マンションから住み替える場合、多くの方が一戸建てを選びます。ただ後悔してしまうこともあるようです。
それは通勤時間が以前よりも長くなることです。
戸建住宅を購入するとなると、どうしても都市圏から離れた場所になるため、オフィスから自宅までの距離が離れてしまいます。
たとえば、東京や大阪など大都市になればなるほど、その傾向が顕著で後悔する人が多いです。
そのため今のマンションから一戸建てに住み替えたいと考えている人は注意が必要です。
通勤時間が長くなる他には、
・住宅のメンテナンスや修理をすべて自分がやる必要がある
・住んだ土地や近隣の人と合わなかった
なども住み替えで後悔してしまうケースであります。
初めて住み替える人が後悔しないために知っておきたいポイント
マンションから戸建てに住み替えたいという人は、後悔しないためにも住み替え時のポイントを知っておきましょう。
駅から近い物件や場所を選ぶ
当然ですが、駅から近い物件を選ぶことで通勤時間は短くなります。
ただ駅から近くなればなるほど、物件価格が高くなったり、土地が狭くなったりするので、その点はトレードオフであることを認識してきましょう。
特に一戸建てを売却したいという方は、売却するときに買い手が選びやすい立地を考えておくことをおすすめします。
住宅の修理費をコツコツと積み立てておく
戸建住宅の場合、家に関する修理やメンテナンス、リフォームなどはすべて自分で行うことになります。
マンションに住んでいると、修繕積立金や管理費として毎月一定額を支払いますが、住宅になるとそれがありません。
屋根や外壁修理、雨漏りなどが発生した場合、予期せぬお金が必要になるため、月に3万円などしっかりと積み立てておくことが大切です。
曜日や時間を変えて現地を訪問する
住み慣れていない土地などで周辺環境が心配な場合、何度か現地に足を運ぶことをおすすめします。
完全に住環境を知ることは難しいですが、おおよそどんな地域なのかどんな人がいるのか把握することができます。
平日や休日、昼と夜など時間を変えて訪れることで、不安な点が解消されるかもしれません。
まとめ
以上、マンションから住み替える人の理由、住み替えで後悔してしまうケース、後悔しないためのポイントを紹介しました。
マンションから住居を住み替えるということは人生に何度もありませんので、失敗しないようにできるだけ準備をしましょう。そうすることで、納得のいく住み替えができるはずです。
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