売却に向けて、電気・ガスなどのライフラインの契約継続・解約はどうすればいいのかについてご説明いたします。
ライフラインとは
不動産売却時におけるライフラインとは下記の4つを指します。
- 電気・ガス・水道・下水道
 - 電話やインターネット等の通信設備
 - 棟内駐車場・棟内駐輪場(借りている場合)
 - 火災保険
 
お引き渡し完了まで解約したらダメなもの・解約しても大丈夫なもの
ライフラインの中で、お引き渡し完了まで解約したらダメなもの・解約しても大丈夫なものがあります。
確認いただき、内覧会に向けてご準備ください。
お引き渡し完了まで解約したらダメなもの
- 電気
 - 水道
 - 火災保険
 
上記の3つは、売買契約が完了しお引き渡しが終わるまで契約継続お願いいたします(お引き渡しが終わったらすぐに解約いただいて大丈夫です)。
- 1.照明がつかなくなる
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天気の悪い日の内覧会ではお部屋が真っ暗になり、しっかり内覧いただけなくなります。
 - 2.インターフォンが使えなくなる
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オートロックの場合、部屋からエントランスのオートロック解錠ができなくなってしまいます。
 - 3.エアコンが使えなくなる
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エアコンを残置物として残されている場合、内覧会時にエアコンを使わせていただくことがございます。暑い夏、寒い冬の内覧会ではエアコンをつけて内覧会を開催したほうがしっかり見ていただけます。
引き渡しが完了するまで電気のご契約の継続お願いいたします。
 
- → 水回り関係の設備の動作チェックのため
 - 
キッチン・お風呂・洗面所・トイレなど水を必要とする設備の動作チェックを売出し前・引き渡し前にいたします。
引き渡しが完了するまで水道のご契約の継続お願いいたします。
 
- → 引渡しまでの火災・天災の被害に対する補償のため
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お引き渡しまではマンションは売主様の所有物です。そのため万が一お引き渡しまでに天災・火災が起こった場合の室内の補償は、現在契約されている火災保険の補償でまかないます。
引き渡しが完了するまで火災保険のご契約の継続お願いいたします。
 
すぐに解約しても大丈夫なもの
- ガス
 - 家の固定電話
 - インターネット
 - 棟内駐車場・棟内駐輪場
 
上記4つはマンションを売りに出すことが決まればいつ解約いただいても構いません(居住中での売却の場合はお引き渡し後の解約になるかと思います)。
新所有者様に引き継げないことがほとんどですので、解約いただいていても売却価格に影響はございません。今後利用しないのであれば、即解約いただいて大丈夫です。
もし新所有者に契約駐車区画の使用権を引き継げる等の記載が管理規約にあれば、当社にご連絡いただけると助かります
その他
上記に挙げたもの以外で、内覧会に向けて契約を継続したほうがいいのか、解約してもいいのかわからないものがあれば、遠慮なく聞いてください。
まとめ
というわけでまとめです。
ご確認よろしくお願いいたします。
お引き渡しまで解約したらダメなもの
- 電気
 - 水道
 - 火災保険
 
お引き渡しまでに解約しても大丈夫なもの
- ガス
 - 家の固定電話
 - インターネット
 - 棟内駐車場・棟内駐輪場
 

